南仏の地方紙「ラ・プロバンス」が26日に伝えたところによると、マルセイユがボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)の DFフアン・クルポビエサ(28)を獲得する見通しだ。クルポビエサは、遅くとも29日にマルセイユ入りし、メディカル・チェックを受ける。同紙によると、両クラブは150万〜200万ユーロ(およそ2億5000万〜3億3300万円)の移籍金で合意に達した模様。

 クルポビエサは1999年にアルゼンチン1部のエストゥディアンテスでプロデビューを果たし、将来を嘱望された左利きのディフェンダー。エストゥディアンテスでは109試合に出場し7ゴールをあげている。2005年に名門ボカに移籍したが、翌年10月に左ヒザの十字靭帯に重傷を負って以来、出番が減っている。先日のFIFAクラブワールドカップではボカの一員として来日したが、出場機会はなかった。
 
 今シーズン開幕から不振が続くマルセイユは、守備が最大の弱点と指摘されており、左のサイドバック、センターバックの両方をこなすクルポビエサには大きな期待がかかる。