顔にキツネの化粧をした花嫁行列が練り歩く、高崎市箕郷町の恒例行事、「きつねの嫁入り」が4日に行われ、大勢の人でにぎわいました。

「みのわの里のきつねの嫁入り」は、戦国時代に廃墟となった箕輪城にキツネが住みついたとされる伝説と、花嫁行列が練り歩くかつての婚礼儀式を組み合わせたもので、地域住民でつくる実行委員会が2002年から毎年行っています。

実際の夫婦やカップルを先頭に、顔にキツネの化粧をほどこし着物に身を包んだ地域住民や子どもたちが行列をつくって練り歩き、太鼓の合図に合わせて、ときおり「こーん」とキツネの鳴きまねを披露します。

花嫁と花婿はなり手不足で数年前から毎年公募していました。今回はそれでも見つからず困っていたところ、2月に入籍した地元に住む高橋裕樹さんと安祐美さん夫婦が手を挙げ、白の角隠しや袴姿で行列を先導しました。またことしはベトナムの大学から、地元の企業に研修で訪れている留学生も参加していました。

沿道で大勢の人が見守るなか、一行は高崎市役所の箕郷支所からふれあい公園までの約1キロの間を1時間ほどかけて練り歩き、高橋さん夫婦の門出も祝いました。