【虎番総力取材 連覇裏ファイル3】藤川球児監督が死球に怒りの指令「広島としゃべるな」
◇セ・リーグ 阪神4─6広島(2026年10月3日 マツダスタジアム)
長丁場のペナントレースでは、グラウンド内外で予期せぬ出来事が発生するもの。笑えるハプニングもあれば、心揺さぶられるいい話まで、人間ドラマが盛りだくさん。巡り巡って連覇へとつながった(かもしれない)、そんな感情が交錯する舞台裏を、スポニチ虎番が総力取材。これを読めば、あなたも「虎マニア」になれるかも!?
7月18日広島戦の試合前ミーティングで、阪神・藤川監督は「広島の選手、スタッフと話をするな。戦うぞ」とナインに厳命を下した。前日17日の試合で、前川が背中に死球を受けて「右肩甲骨骨折」のケガを負ったためだ。
強力打線を擁する今季の猛虎は、厳しい内角攻めを受け、死球数が両リーグ最多ペースで推移していた。4月に近本が左手首を骨折した記憶もチームに深く刻み込まれていた。
こうした背景から、指揮官の「しゃべるな」の指令に、義憤を募らせる選手も少なくなかった。ミーティング直後の試合では、広島の小園に死球を与え、報復と捉えられかねない一幕も。いずれにせよ、藤川監督の厳格な姿勢により、チームにファイティングスピリッツが植え付けられたのも事実だった。

