【バレー】日本男子、16年ぶり金メダルならず イランに1●3銀メダル終戦…アジア大会

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◆愛知・名古屋アジア大会 第15日 バレーボール男子 ●日本1-3イラン〇(3日、愛知・岡崎中央総合公園総合体育館)

 イランとの決勝戦に臨んだ日本は1-3(26ー28、25ー19、21-15、24ー26)で敗れ、2010年広州大会以来となる金メダルを逃した。前回23年杭州大会の銅に続き、2大会連続のメダルを、14年仁川大会以来となる銀での獲得となった。

 同点で並んだ場面でボールへの執着心はイランの方が上だった。日本男子はA代表も大きな課題にしている、ここぞの場面での「1点を取り切る力」を出し切れなかった。15ー21から東京五輪、パリ五輪経験者の大塚達がサービスエース、アタックで2連続得点。プレーでチームを鼓舞すると触発された西川が執念のブロック。マッチポイントを握られた後、コートにもどした甲斐がサーブで崩し、粘ると、大塚がジュースに持ち込む執念のアタックをさく裂。24ー25と肉薄したが、最後は大塚のクロスのスパイクがアウトとなった。

 大会4連覇を達成したイランは、五輪切符を懸けたアジア選手権決勝で日本のA代表と戦った“ガチメン”。日本のA代表がイランを下し、最短切符をつかんだ同選手権決勝の雪辱を果たした。オポジットのエスマイルネザド・アミン主将や、同大会で攻撃の軸を担ったホセインハンザデフィルーズジャ・ポリヤらが顔をそろえた。

 先発6人は大塚達宣、甲斐優斗、西山大翔、西本圭吾、西川馨太郎、セッター河東祐大、リベロに高橋和幸。

 【第1セット】15-15で並んでから一進一退の攻防に。2点差をつけられ追いつきたい19-21の場面で途中で入ったオポジットの高橋慶帆がライトからのスパイクで得点し20ー21に。高橋慶のサーブで崩し、大塚のスパイクなどで肉薄。23-24でセットポイントを握られてから、3度のジュースに持ち込んだが、日本男子の大きな課題となっている「あと1点」を取り切れずに落とした。

 第1セットを26ー28で落とした日本は、第2セットを25ー19で奪い返した。セットカウントを1-1とし、第3セットに挑んだ。

 【第2セット】生命線の守備でつなぎで第1セットで苦戦した連続ポイントが出る。終盤にはリベロの高橋和が左腕一本でレシーブするなど、賢明な守備が光った。

 【第3セット】相手に先行されている中で、甲斐が3枚ブロックを打ち抜くなどグッジョブなスパイクが光る。高橋慶帆がブロックし、一方的に勢いづかせないプレーに観客も拍手喝采。投入された後藤のトスなどスパイスを利かせたプレーであらがうが、じわじわと得点差を広げられた。

 日本は9月27日の1次リーグ・初戦のウズベキスタン戦から4戦連続ストレート勝ちで4強入り。前夜2日の中国戦はフルセットまでもつれる死闘で、23歳のオポジット・西山大翔(大阪B)が両チーム最多28得点で大暴れ。成長株の甲斐優斗も苦戦を重ねながら国際大会での経験値を高めた。

  

◆男子日本代表のアジア大会 日程と結果

▶1次リーグA組

9月27日:日本  3ー0 ウズベキスタン

9月28日:日本  3ー0 カザフスタン

9月29日:日本  3-0 パキスタン

▶決勝トーナメント

1日:準々決勝 日本 3ー0カタール 

2日:準決勝 日本 3ー2中国

3日:決勝 日本 1ー3イラン

※イランが4連覇

◆日本代表メンバー(左の数字は背番号)

5 アウトサイドヒッター

大塚達宣(パワーバレー・ミラノ)

7 アウトサイドヒッター

 新井雄大※主将(広島TH)

9 セッター

 河東祐大(ジェイテクトSTINGS愛知)

15 アウトサイドヒッター

 甲斐優斗(大阪B)ブルテオン

17 ミドルブロッカー

 西本圭吾(広島TH)

18 オポジット

 西山大翔(大阪B)

24 オポジット

 高橋慶帆(ジェイテクトSTINGS愛知)

25 セッター

 下川諒(サントリー)

26 アウトサイドヒッター

 後藤陸翔(東京GB)

28 ミドルブロッカー

 麻野堅斗(早大4年)

30 ミドルブロッカー

 西川馨太郎(大阪B)

37 リベロ

 高橋和幸(ジェイテクトSTINGS愛知)