練習の合間に囲み取材を受ける中村(撮影・中島達哉)

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 ヤクルトの中村悠平捕手(36)が3日、神宮球場を訪れ、自身のけがについて説明した。

 7月22日の中日戦でバントをした際にファウルが顔面に直撃。そのまま救急搬送された。「右眼球打撲」、「右眼窩内側壁骨折」と診断され、その後、手術を受けていた。

 負傷後、初めて報道陣に対応。「戸田なり、神宮なりでリハビリしたかったが、目のこともあり、当たってから10日間で2度ほど手術して、球団の発表よりちょっと深刻な状態だった。そこはSNSにも書かせてもらったが、担当の先生から術後の回復も奇跡と言われました」とし、今後について「また来週も最後の手術が控えている。そこが終わってから本格的に目のリハビリをしていきながら実戦復帰できるように頑張りたい」とも明かした。

 深刻な状態について、具体的には「視力が最初はもしかしたら戻らないかもしれない。いわゆる失明になるかもしれないという状態からだった。術後の検査で視力も戻ってきてますし、その視力の回復の仕方も、ありえないくらいの驚異的な回復力をしているとおっしゃってくださいました。沈むことがあって、野球できないのかなとも思ったんですけど、先生、たくさんの方々のおかげで、復帰に向けて前向きに取り組んでいます」とも語った。

 この日は、長くバッテリーを組んできた先輩、石川の引退試合。キャッチボールも行ったが、「本当は石川さんの引退試合で最後に球を受けたかった。きょう僕も当たってから、石川さんに会うのが初めてだった。最後の時間を共有したかったので、球団にも無理を言ってこさせてもらった」とうなずいた。一方の石川も「ムーチョと久々会って。元気そうな姿でホッとした。一球一球、気持ちを込めて皆とキャッチボールした」と、女房役との再会を喜んだ。