なでしこジャパンが北朝鮮を撃破。アジアの頂点に輝いた。写真:永島裕基

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 狩野倫久監督が率いる日本女子代表は10月2日、アジア競技大会の決勝で北朝鮮女子代表と静岡県の小笠山総合運動公園エコパスタジアムで対戦した。

 大会3連覇を狙う日本は、10分にビッグチャンスを得る。相手DFのバックパスをペナルティエリア内で奪った神谷千菜が左足でゴールを狙う。しかし、決め切れない。20分には、神谷の左CKに柳瀬楓菜が頭で合わせるが、これも得点とはならない。

 その後は北朝鮮に攻め込まれる時間帯が続く。それでも先手を取ったのは日本だった。32分、柳瀬のクロスから塩越柚歩のシュートはブロックされるも、こぼれ球に反応した上野真実がミドルシュートでネットを揺らした。日本はこのまま1点をリードして試合を折り返す。
 
 迎えた後半、日本は早々に同点に追いつかれる。47分、ジョン・クムのクロスをGK大場朱羽がかき出せず、ボールはゴールラインを割ったかに見える。北朝鮮の選手はゴールをアピールし、VARのチェックの末、得点が認められた。

 今大会初失点を喫した日本は、北朝鮮の勢いを止められず、69分には逆転弾を浴びる。ハン・ジンホンの落としに反応したジョン・リョンジョンの巧みなフィニッシュで被弾した。

 懸命に反撃を試みる日本。なかなか敵陣のゴール前に侵入できないなか、86分にワンチャンスをモノにする。ペナルティエリア内に抜け出した西尾葉音が冷静なシュートをゴール左に流し込んだ。

 90分で決着がつかず、試合は延長戦に突入。日本は北朝鮮の攻勢を前に、我慢の時間が続く展開でも、いくつかのチャンスを作る。しかし、フィニッシュであと一歩が足りない。延長戦でも勝敗は決まらず、PK戦へ。

 これを5-3で制したなでしこジャパンが史上初の3連覇、そして大会最多となる4度目の優勝を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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