最高級「A5」の中に最低ランクの牛肉も 産地に続き「等級」でも偽装か 水迫畜産・元取締役を再逮捕
鹿児島県指宿市の水迫畜産による牛肉の産地偽装事件についてです。県警は10月1日、牛肉の品質を示す「等級」を、実際より低いランクの牛肉で偽装して納品し代金をだまし取った詐欺の疑いで、元取締役の男を再逮捕しました。
「C1」を14等級上の「A5」と偽装したケースもあったということです。詐欺の疑いで再逮捕されたのは、水迫畜産の元取締役・水迫政輝容疑者(55)です。
等級を偽装、代金約6400万円だまし取る県警によりますと、水迫容疑者は2023年、ふるさと納税の返礼品として県産牛肉の加工品の注文を県内企業から受けた際、「A5」ランクなどの等級を指定されたにも関わらず、実際より低い等級で偽装した牛肉を納品し、代金として、およそ6400万円をだまし取った疑いです。
取り調べに対し水迫容疑者は、認否について「黙秘します」と話しています。
最低ランク「C1」→最高ランク「A5」と偽装も…等級を偽装した牛肉は、およそ2か月の間に20回にわたって納品されていて、最低ランクの「C1」の牛肉を入れたパックを、14等級上の最高ランク「A5」と偽装したケースもあったということです。
水迫畜産を巡っては、農林水産省が2023年1月からおよそ1年間、27トンの商品で同様の不適正な表示があったとし、今年3月に是正を指示したほか、水迫容疑者は先月、県外産の牛肉を「鹿児島産」などと偽装して販売し、代金をだまし取ったとして、在宅起訴されていました。
水迫畜産は、元取締役の再逮捕について「担当者不在のためコメントできない」としています。
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