Bリーグ、島根に制裁「規約違反」 活動報告で虚偽記載 制裁金300万円「相当に重い制裁が必要」
バスケットBリーグは29日、島根スサノオマジックと所属する広瀬健太ゼネラルマネジャー(GM)について、規約違反が認定されたとして制裁を決定したと発表した。島根にはけん責と制裁金300万円、広瀬GMにはけん責を科した。
Bリーグは「規約違反による制裁決定について」と題し、「裁定委員会に諮問し、その答申を受けて制裁を決定いたしましたのでお知らせいたします」と報告。発表によると、島根では2025年4月から2026年3月にかけ、U15、U18チームの活動で必要なアシスタントコーチやトレーナーを帯同させていなかったほか、活動日数や時間についても規定を満たしていなかったという。
さらに、2025年4月から2026年3月までの活動報告書の一部で、実際にはコーチらが帯同していないにもかかわらず、帯同していたとする虚偽の記載があったとした。広瀬GMについても、虚偽の活動報告をスタッフに記載させたことが認定された。
公式は「本件は、本件クラブが保有するU15チームおよびU18チームの活動で、必要となるアシスタントコーチらを帯同させなかったほか、B.LEAGUEに提出する活動報告書にあたかもアシスタントコーチらが帯同したかのように虚偽の内容を記載するなどしたという事案である」とし「B.LEAGUEの健全かつ継続的な発展のため各クラブにおいて責任をもってU15チームやU18チームの選手を育成することが求められている中、本件クラブはこれに違反したものであって、違反期間の長さも考慮すると、厳しい非難を免れない。したがって、人材確保に大変苦慮していたという地域実情があったことを最大限に考慮してもなお、相当に重い制裁が必要というべきであり、上記の制裁が妥当と思料する」とした。
また、広瀬GMについては、「本件GMは、虚偽の活動報告の作成を指示したと認められる者であり、B.LEAGUEに対し積極的に欺くこととなる違反行為を行ったことは悪質といわざるを得ず、一定の責任を問うべきである。もっとも、本件各違反は、クラブが団体として負う責任についての側面が強いこと、本件GMは違反を認めて真摯に反省していること等を考慮し、上記の制裁にとどめるのが妥当と思料する」とした。
発覚の経緯としては今年4月中旬、認定事実の一部について情報提供があり、同月にコンプライアンス事務局が調査を開始。9月25日に制裁を決定した。

