オランダ代表を率いるシャビ photo/Getty Images

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オランダ代表を率いるシャビ・エルナンデスが、就任2試合目で初勝利を手にした。ドイツとの初陣を1-1の引き分けで終えたオランダは、敵地でセルビアを2-1で破り、新体制で初めて勝ち点3を獲得。

オランダ代表のスポーツディレクターを務めるナイジェル・デ・ヨング氏は、シャビがペップ・グアルディオラ、アルネ・スロットに続く3番目の候補だったことを明かしている。しかし、ここまでの2試合を見る限り、シャビは就任直後からチームに好印象を与えている。『MUNDODEPORTIVO』が報じた。

ドイツ戦ではボール保持率がほぼ50%ずつに分かれた一方、セルビア戦ではオランダが終始主導権を握った。セルビアは自らの力不足を認識し、攻撃よりも守備を優先して開始からオランダにボールを渡した。

シャビ率いるオランダはそのボールを受け入れながらも、横方向へのパスを繰り返すだけではなく、常に相手ゴールを目指した。両サイドを広く使って攻撃を組み立てるスタイルは、ウイングを好むシャビの特徴が表れていた。

もっとも、セルビアは5-4-1の布陣で深く守り、オランダに辛抱強い攻撃を強いる展開となった。こうした状況で重要になるのが、膠着した試合を動かす存在だ。シャビ体制のオランダでは、その役割を最も担ったのがMFクレセンシオ・サマーヴィルだった。

前半はオランダがセルビアを押し込み、FWメキシクス・メアディンクのゴールによって0-1で折り返した。ところが後半開始直後、FWルカ・ヨヴィッチを投入。するとヨヴィッチはピッチに入ってわずか1分も経たないうちにゴールを決め、試合を1-1に戻した。

それでも69分、再びメアディンクが決めた。シュートをクロスに突き刺してセルビアのGKヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの届かないコースへ。オランダが再びリードを奪い、シャビにとって代表監督としての初勝利を決定づけるゴールとなった。

メアディンクにとっては代表2試合目での2得点となり、シャビ体制にとっても大きな収穫となった。一方、オランダには負傷者が出るという懸念材料も残った。

シャビはグアルディオラ、スロットに続く「3番目の候補」としてオランダ代表監督に就任した。しかし、ドイツとの引き分けに続いてセルビアを下し、ここまでのスタートは上々だ。オランダが「シャビッチ・メカニカ」と呼ばれる新たなチームへと成長していくのか、今後の戦いが注目される。