銀メダルとなり涙を拭う北口榛花(カメラ・宮崎 亮太)

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◆愛知・名古屋アジア大会 第9日 陸上(27日、名古屋・瑞穂公園陸上競技場)

 女子やり投げの決勝が行われ、日本記録保持者の北口榛花(JAL)が、62メートル70を投げて銀メダルを獲得。日本勢のメダルは10年広州大会の海老原有希以来となった。武本紗栄が62メートル15で銅メダルをつかんだ。

 銀メダルに終わった北口は「自分の中でも期待感があっただけに悔しい。何よりも彼女を一人旅させてしまった。勝負できず悔しい」と素直な心境を語った。

 北口は23年世界選手権、24年パリ五輪で連続の金メダルを獲得。昨年の世界選手権東京大会では右肘のケガもあり、まさかの予選落ち。再起を図った今季は、30年間破られていない男子やり投げの世界記録を保持するヤン・ゼレズニー氏(チェコ)とコーチ契約を結び、フォーム改造に取り組んだ。

 前半戦は結果につながらなかったものの、6月の日本選手権で62メートル86を投げると徐々に記録を伸ばした。9月12日のアルティメット選手権で68メートル92をマークし、自身の持つ日本新記録を更新するまで復調。しかしライバルの嚴子怡(中国)との一騎打ちに敗れ、初出場でアジアの頂点とはならなかった。