「こんなに柔らかいんだ」「アザラシはゲル」 しながわ水族館で目撃された〝衝撃的寝相〟に5.2万人驚がく
「自分が見た中で、過去イチ、芸術点高いハマり方してたかも」
そんなポストがX上に投稿され、話題になっている。
Xユーザーの Shusaku Hotta(@Shusaku_P)さんが2026年8月22日に投稿したのは、ぽっかりと空いた丸い穴に、アザラシが美しく収まっている写真。
体を柔らかくカーブさせ、器用に穴の中で熟睡している。
まるで最初から、このアザラシが休むために採寸されたかのようなシンデレラフィットだ。
写真を撮影したShusaku Hottaさんに詳しい話を聞いた。
いつも、誰かが...
Shusaku Hottaさんが話題の写真を撮影したのは8月22日の午後2時半すぎ、しながわ水族館のアザラシ館でのことだった。
行きつけとなっているアザラシ館をいつも通りに訪れて1階に降りたところ、いい角度で穴にハマっているアザラシに遭遇。思わず何枚もシャッターを切ったという。
「これまでに何度も、来るたびにハマっている姿は見ているけれども、その中で『過去イチ、芸術点が高い』ハマリ姿と思いました」(Shusaku Hottaさん)
実はこの光景、来館すればたいてい見られる"定番"のシーンでもあるそう。「しながわ水族館は公立で入館料も安く、アザラシを見るのにおすすめの水族館の1つ」と、Shusaku Hottaさんはその魅力も教えてくれた。

この写真に、Xユーザーからは5万2000件を超えるいいねのほか、
「こんなに身体柔らかいんだ」
「アザラシにそんな芸術点高いハマり方あるんだ?! しながわ水族館行ってみたいな?!」
「猫が液体ならアザラシはゲル」
といった声が寄せられている。
なぜこれほどまでにフィットしているのか、しながわ水族館にも詳しい話を聞いた。
アザラシいろいろ、寝方もいろいろ
写真に映っていたのは、愛称「ふぶき」。野生保護個体のため正確な年齢は不明だが、推定22歳のメスだという。慎重派だが、慣れると大胆な一面ものぞかせる性格だという。
ハマっていた穴は、アザラシ館内にある「アイスホール」と呼ばれる展示スポット。野生下でアザラシが氷の合間から呼吸のために顔を出す様子を再現したもので、エサやり体験イベントの舞台にもなっている。
このアイスホールでのお昼寝は、ふぶきだけでなく「さくら」「はなこ」「しぶき」といったアザラシたちの間でも人気の特等席で、「誰かがすっぽりとハマって眠っていることがあります」。
「ゴマフアザラシには、狭い隙間に入りたがる傾向があります。体を何かに接触させて落ち着く、身を隠せる場所を好むという行動の一環です。野生では、岩場や流氷の縁など、外敵から身を守りやすい場所を利用します」(海獣飼育スタッフ・渡邉さん)
柔軟な体を持つアザラシは、見た目以上に狭い場所へ入り込める。一方で、安心できる環境では広い場所でのんびり浮いていることも多いとのこと。
しながわ水族館には、隙間にはまるのを好む「はなこ」もいれば、水面に浮いていることが多い「こはる」もいるそうで、個体ごとの"性格"の違いが面白い。
「アイスホールでもいろんな態勢で寝ていたりと、個性が出るので、みなさんもご来館の際にはぜひ、そーっとのぞいてみてください! ハマる瞬間が見られたらラッキー!」(渡邉さん)
丸窓の中で眠るアザラシは、さながら小さな水族館ギャラリーの一枚絵。しながわ水族館に訪れた際はどの子がハマっているか観察してみよう。(ライター:Met)

