福山雅治 デビュー直後のライブで落とされたカミナリ「曲売れてないだろ?売れてないんだから」
俳優でシンガー・ソングライターの福山雅治(57)が、24日放送のフジテレビ系「タビフクヤマ」(後10・20)に出演し、デビュー直後に怒られた思い出を語った。
ミュージシャンを目指し、18歳で長崎から上京してきた福山。「この三十有余年、渋谷ばっかりで」と、東京・渋谷とともにあった半生を振り返った。
番組では福山が、リリー・フランキー、満島真之介、生田絵梨花を乗せて車を運転しながら、渋谷のゆかりの地を回った。さらに、福山が渋谷のライブハウスで行った初ライブの映像も披露された。
ダイジェスト映像では、MCの場面はほぼなく、歌唱や弾き語りのシーンが流された。リリーからは「どこでMC…俺、しゃべんなきゃなって思い始めたの?」と問われた。
福山は「このライブハウスをやっている時に、まったくMCをしてなかったんですよ。MCしていない方がかっこいいと思っていたし、糸井(重里)さんがおっしゃるように、悪くなりたかった。悪ぶりたかった」と回答した。
そんなステージングぶりに、苦言を呈したのが、所属するアミューズの大里洋吉会長(現・社長兼務)だった。
「うちの所属事務所の大里会長が、ライブが終わった後にばーっと来て、“何やってんだ、お前”って、まず怒るわけですよ」。当時の福山は、CDデビューこそしていたものの、セールスは鳴かず飛ばず。「“お前、何でしゃべんねえんだ?”、“え?しゃべんなきゃいけないんすか?”、“お前な、曲売れてないだろ?曲売れてないんだから、人間を売れ”っていうわけですよ。“だからしゃべるんだ!”って。“すみません、じゃあしゃべります”って。そこから始まったんです」と打ち明けた。
大里会長といえば、キャンディーズの元マネジャーで、育ての親とも言える存在。福山が会長から見せられた“教材”は、78年に東京・後楽園球場で行われた、キャンディーズの解散コンサートだった。福山は「1回目のMCで、(大里会長が)“福山、これだ、見ろ”って。キャンディーズの皆さんが、解散する時の一発目のMC、“初めまして。キャンディーズです”って言ったんです」と明かした。
「“解散で、後楽園球場に何万人も来て、入れない人がとぐろを巻いているけど、解散だけど、今日初めてお前たちに会いに来る人がいるんだ”と。“その人たちに、ライブを見せる。ライブっていうのはそういうもんだ”と。そこからしゃべるようになった」
会長の金言を得て、トークも大事にするようになったが、ある日のライブ終わり、また会長が楽屋に現れたという。「“何やってんだ、お前!”って、また怒ってる。“何すか?”、“お前、いつまでしゃべってるんだ!”」。一同、大爆笑していた。

