村上宗隆の契約延長交渉は“行き詰まり”と米報道 後半戦の不振により長期化の見通しも「オフシーズンも停滞したままの可能性が」

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村上は状態を上げられるだろうか(C)Getty Images

 ホワイトソックス1年目より30本を超える本塁打を記録している村上宗隆。33本の本塁打を放つなど持ち前の長打力を発揮しているものの、後半戦では打撃不振が長引いており、改善の兆しはなかなか見えないままだ。

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 158試合終了時点での打率.204、190三振というスタッツにも打撃の不安定さが表れており、20本塁打を放った前半戦の勢いを取り戻せていない。また、好調時には大きな話題となっていた、村上の契約延長の交渉も現在は進められていないと、米国メディアが報じている。

 米誌『Sports Illustrated』は現地時間9月21日、公式サイト上において、「ムネタカ・ムラカミとホワイトソックスの契約延長交渉、行き詰まりか」と銘打った特集記事を掲載した。

 記事では、村上の契約をめぐる最近の動きをレポートしている。『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者が、同サイトに掲載された自身のコラムの中で、「ホワイトソックスは、最近の不振を考慮すれば、ムネタカ・ムラカミとの契約延長を急ぐ必要はないとしている」と伝えたことを取り上げている。

 村上は今季、負傷者リスト(IL)入りによる離脱がありながらも本塁打を量産し、四球を選ぶ能力も高く評価されてきた。チームの躍進を支える存在となり、8月下旬にはクリス・ゲッツGMも村上の貢献を称賛するとともに、「契約延長について話し合いが行われていることを認めていた」などと『Sports Illustrated』は明かしている。

 しかし、その後の深刻な打撃不振によって状況は変化。同メディアは、「ムラカミは球界の中でも屈指と言えるほど深刻なスランプに陥った」と指摘。契約交渉を再び活発化させるには十分ではないとの見方を示している。

 また、メジャー1年目から33本塁打を放っていることで、同メディアは、「おそらく球団は今でも、ムラカミを長くチームに残したいという考えの方が強いだろう」と読み解くとともに、「ただし、チームの再建が成功へ向かっているこのタイミングで、焦って巨額の『払い過ぎ』となる契約を結ぶことだけは避けたいはずだ」との見解も示す。

 そして今後については、「ムラカミがレギュラーシーズン最後の2カード、さらにポストシーズンでスランプを脱することができれば、現在抱かれている懸念の大半は払拭されるだろう」と展望。だが、その一方で、「不振が続くようなら、契約延長をめぐる交渉はオフシーズンを通じて停滞したままとなる可能性がある」とも予想している。

 今後の村上のメジャーキャリアの行方は、まさに、ここからの自身による打撃結果次第で大きく変わることになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]