元イングランド代表FWキャロルが過去の性的暴行被害を明かす…加害男性は3年の有罪判決

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 元イングランド代表FWアンディ・キャロルが過去の性的暴行被害を告白した。イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在37歳のキャロルは過去にニューカッスルやリヴァプール、ウェストハムといったプレミアリーグのクラブで活躍し、イングランド代表としても通算9試合に出場した194センチメートルの大型ストライカー。

 近年はイングランドを離れてアミアン、ボルドーとフランスのクラブでプレーし、2025年からイングランド6部のダゲナム・アンド・レッドブリッジFCで選手兼共同オーナーとしてプレーしている。

 そのキャロルは現地時間24日に発売された自叙伝『Owning It』を通じて、2021年にの性的暴行被害に遭っていたことを告白した。この一件に関してはパートナーのルー・ティーズデールと相談した上で、「土壇場になって」著書に盛り込むことを決めたという。

「性的暴行を受けた。ついに口にすることができた。考えるだけでも怖いし、これまではごく少数の人しか知らなかったことだ」

「ルーと僕は、この本でそのことに触れるかどうか、長い時間をかけて話し合った。出版社を長い間避けていたから、彼らは僕が怖気づいたんじゃないかと思っていたかもしれない」

「話すのは怖いけれど、良い出来事と同じくらい、今の自分を形作った経験でもある。もし僕が話すことでたった一人でも救われるなら、それは良いことだし、話した甲斐があったということだ」

「身に起きたことは、僕の人生のあらゆる面に影響を及ぼした。毎日そのことを考えてしまい、サッカーを含め、他のことに集中するのが難しかった…。あの時のトラウマは消えていないんだ」

 事件は、キャロルが故郷のクラブであるニューカッスルに復帰していた時期に、自宅で発生。

 当時、パートナーは不在だったが、ボクシングの試合を観戦するために自宅を訪れていたパートナーの友人男性が、そのまま泊まることになっていた。その際、数杯のお酒を飲んでめまいを覚えたキャロルは寝室へ向かったが、目を覚ますと、その男性が性的暴行を加えようとしていた。

 キャロルは当該男性を追い出し、全力で平手打ちを食らわせた上で警察に通報。だが、駆けつけた警察官は、子供たちのために雇っていたベビーシッターの腕の中で「号泣」している同選手の姿を確認していた。

 なお、氏名が公表されていない加害者は性的犯罪で3年の有罪判決を受け、性犯罪者登録簿に記載された。