【千葉漂着クジラ】発見5日目で「今日は臭い」腐敗進む…爆発の危険と「科博」調査決定
9月19日、千葉県匝瑳市の海岸に約17mのクジラが打ち上げられているのが見つかった。大型の種として知られるナガスクジラと見られている。
「打ち上った日は見物の人がすごくて、車の渋滞ができたくらいです。『クジラの場所はどこか?』と何回も聞かれました」(近所の人)
その後は台風25号が接近し、波浪警報が出たためにクジラはそのままに。発見された際にはすでに死んでいたとみられ、24日時点では波に揺れる巨体からは腐敗臭が立ち込めていた。
「打ち上ってから毎日見に来ていますが、日に日に腐敗が進んでいます。昨日はほとんど臭わなかったのですが、今日はかなり臭いです。色も昨日は茶色かったのが、今日は白くて柔らかくなっているのがわかります」(同前)
現在、腐敗により体内にガスが溜まり、爆発の危険があるため、県によりクジラの20m以内への立ち入りは禁止する措置がとられ、看板や規制線が設置されている。今後は撤去処分が進められることになる。千葉県の海匝土木事務所に問い合わせたところ、担当者は
「国立科学博物館による学術調査が決まったので、そちらをおこなった後に処分をすることになります」
と、具体的な日程は未定とのことだった。
さらに大型のクジラの撤去については2023年1月、大阪市内の淀川河口付近に迷い込んだマッコウクジラの死骸を処理する際、8000万円という多額の費用がかかったことが話題となった。今回の処理の費用や方法についても海匝土木事務所の担当者に聞くと、
「一般的にクジラの処分方法は大きく3つあり、『海に沈める』『浜に埋める』『標本にする』といった方法がありますが、いずれの方法にするかは現在検討中で、費用などは現状ではわかりません」
という回答だった。
巨大クジラの漂着というレアケースに、行政も対応に苦慮しているようだ。
