マンU本拠地のオールド・トラッフォード Photo/Getty Images

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マンチェスター・ユナイテッドが、ホームスタジアムのオールド・トラッフォードで使用されていた芝を販売し、話題となっている。

英紙『THE Sun』によると、クラブは今夏、14年ぶりにピッチの芝を張り替えた。その際に撤去された旧ピッチの芝を7センチ×7センチのキューブ状にカットし、箱に入れてファン向けに販売しているという。

価格は1個125ポンド。日本円にすると約2万5000円で、決して安くはない。

商品は黒い箱に収められ、オールド・トラッフォードの写真も同封。クラブは「一生に一度のコレクターズアイテム」として紹介し、「世界で最も有名なピッチの一つから、公式の芝を持ち帰ることができる」とファンにアピールしている。

さらに、試合が行われたピッチの一部を自宅のデスクに飾ったり、キャビネットに他のマンチェスター・ユナイテッドのコレクションと一緒に展示したりできる商品だとしている。

実はユナイテッドがオールド・トラッフォードの芝を販売するのは今回が初めてではない。2012-13シーズンを前にピッチが張り替えられた際にも、旧芝をファン向けに販売しており、クラブによれば当時も人気を集めたという。

今回の“芝ビジネス”が注目される背景には、クラブの財政事情もある。

ユナイテッドは24日に2025-26年度の決算を発表。税引き前損失は4700万ポンド(約98億円)となり、過去7年間の累積損失は4億4400万ポンド(約930億円)に達した。

一方で年間売上高は過去最高の6億7760万ポンド(約1410億円)を記録。ただし、負債は約16億ポンド(約3340億円)に上っている。

また、クラブは新たに建設する10万人収容の新スタジアムに向け、オールド・トラッフォードから約350メートル離れた土地の大部分を取得。今回の決算では、その土地の購入に6350万ポンド(約132億円)を費やしたことも明らかになった。

そんななかで販売される、わずか7センチ四方の“オールド・トラッフォードの芝”。125ポンドという価格も含め、ユナイテッドの新たな商品がファンの間で注目を集めている。