就任から3日の初陣は柏に4失点。今治・久保山由清監督はサポーターに誓う「強くなるよ」【天皇杯3回戦】
FC今治は9月23日、天皇杯3回戦で柏レイソルと対戦し、0-4で敗れた。
J2で最下位に低迷する今治は、20日付でアベル・モウレロ監督との契約解除と、久保山由清ヘッドコーチの監督就任を発表。新指揮官の初陣となる天皇杯は、これから巻き返しを図るきっかけにしたい一戦でもあった。
しかし、柏はJ1で2位につける相手。シュートは今治の5本に対して22本を打たれるなど押し込まれる場面が少なくなく、スコア以上に力の差を見せつけられた印象だ。
試合後、久保山監督は次のように振り返った。
後半に(ウェズレイ・)タンキを入れて2トップにして、加藤潤也などクオリティを出せる選手を投入しながら、奪って前に行くところは出せたんじゃないかなと思います。ただ、そこからゴールへのクオリティに欠けてしまい、逆に相手の質、狙い、フィニッシュのクオリティを抑えられなかった」
監督就任からわずか3日。準備の難しさも口にする。
「短い時間の中で準備をするというところで、もう少しこうしたら良かったのかなとか、相手の戦い方を含めてゲームの中で手術をすれば、何かしら前半のところで抑えられて、後半はもう少し勝機を作れたんじゃないかなと思っています」
一方で、柏の古賀太陽が「前半は相手のプレッシャーを正面から食らうような形が多かった」と話していたように、今治のハイプレスがハマっていたシーンもあった。久保山監督も「奪いに行く姿勢、ハイプレスは今後も続けたい」としつつ、「そこからのクオリティや、前に出ていくところはまだまだ欠けています。90分間を通して強度を落とさずにできるよう、上げていくところが課題」と指摘する。
試合後、久保山監督は三協フロンテア柏スタジアムまで駆け付けてくれたファン・サポーターとコミュニケーションを取り、「強くなるよ」と誓ったという。
連戦が続く今治は次戦、中2日で湘南ベルマーレをホームに迎え撃つ。準備期間は短いが、柏戦で得たものや課題を少しでも改善して、久保山体制での初勝利を飾りたい。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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