ブラジル代表についてアンチェロッティが語る ヴィニシウスについては「クオリティに疑いはない」
ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティが、インド紙『Times Of India』の独占インタビューに応じ、レアル・マドリード所属のFWヴィニシウス・ジュニオールへの評価や、今後の代表チーム作りについて語った。
2026年ワールドカップで準々決勝敗退となったブラジルは、今後に向けた新たなスタートを切る。今回の代表活動ではオーストラリア、インド、シンガポールとの親善試合を予定しており、長距離移動を伴う異例の活動となる。
現在のヴィニシウスについて、アンチェロッティ監督は「今はベストな状態ではない」としながらも、2026年ワールドカップでは良いプレイを見せていたと評価。そのうえで「選手は常に100%の状態でいられるわけではない。ヴィニシウスのクオリティは疑いようがない。素晴らしい選手で、世界最高の選手の一人だ。次の試合では最高のレベルに戻ると確信している」と語った。
一方で、アンチェロッティが今回の活動で重視しているのは、現在の主力だけではない。「新しい世代の選手を作るために取り組んでいる」と説明し、2026年ワールドカップを経験した選手たちをベースにしながら、2028年のコパ・アメリカ、2030年のワールドカップに向けたチーム作りを進めているという。
今回の親善試合では、これまでブラジル代表で出場機会の少なかった選手や、初めて代表でプレイする選手も注目される。アンチェロッティ監督は「親善試合は通常、異なる選手を見るためのもの。私の目的は、まだそれほどよく知らない選手を見ることだ。公式大会でどのチームを選ぶかの参考になる」と説明した。
さらに、ブラジル代表では選手の発掘も継続している。アンチェロッティ監督とスタッフは毎週、代表候補になり得る60~70人の選手をチェックしているという。
「ヨーロッパ、ロシア、サウジアラビアなど、あらゆる場所を見ている。ブラジル人選手は世界中にいる」
アンチェロッティにとって今回の活動は、若い選手たちを成長させ、将来のブラジル代表につなげるための重要な機会となる。多くの新顔を加えたチームの中で、ヴィニシウスら既存の主力と新世代の選手をどのように融合させていくのか要注目だ。

