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煮物や炒め物などでおなじみの「タケノコ」。手頃な“中国産”は日本でも多く輸入され親しまれています。しかし今、その中国で、タケノコを見栄えなどのために“硫黄で漂白する”行為が行われていたとして調査が行われています。

■“告発内容は事実”地元当局が調査に乗り出す

タケノコといえば、主役にも引き立て役にもなる便利な食材。部位によって香りや食感が変わるのも魅力的です。国産もありますが、スーパーによく並んでいるのは…

every.「すべて中国産

日本で消費されるタケノコのおよそ9割は輸入もの。そのほとんどを占めているのが中国産です。

新鮮市場 東本郷店・飯田智成店長「国産は正直めちゃくちゃ高い。500~600円する。中国産だと200円とか半分以下。水煮にしちゃうとほとんど(味は)変わらない。全然リーズナブルで安い。メインで中国産を扱っている」

そんな中国産のタケノコをめぐり、今、中国ではこう報じられています。

「タケノコの硫黄くん製が暴露されました」

“タケノコを硫黄でくん製していた”と告発した男性は…

告発者「このタケノコは食べられない」

男性によると、手に持っているタケノコは硫黄でくん製されたもので、安全基準を大幅に上回る二酸化硫黄が検出されたというのです。場所は広東省の山奥。白煙があがっているあたりです。

告発者「硫黄はその隅にある」

告発者は、硫黄と書かれた袋を発見したという映像も公開。その後、地元当局が確認したところ、男性の告発内容は事実だったとして調査に乗り出しました。

■色を白く保つ、殺菌などが目的か

中国では、新鮮な野菜を硫黄でくん製することは禁止されています。

硫黄燻蒸(くんじょう)と呼ばれ、日本でも干し柿などを作る際、変色やカビなどを防ぐため行われることがありますが、硫黄の残留濃度などには厳格な安全基準が設けられています。

今回発覚したタケノコも色を白く保ったり、殺菌したりすることが目的だったとみられていますが、告発者によると…

告発者「(タケノコの)二酸化硫黄の含有量は(安全基準の)数十倍さらには百倍にも達する」

中国国営メディアは「食品安全の最低ラインと消費者の健康を公然と脅かしており実に許しがたい」と報じています。

中国では、食の安全をめぐる問題が相次いでいて、今月は茎レタスに着色料を使用していたことも発覚。先月は、白菜の鮮度を保つために発がん性の有害物質「ホルムアルデヒド溶液」にひたしていたことも発覚しています。

地元当局は、硫黄でくん製されたタケノコの流通ルートについて、全面的かつ徹底的に調査しているということです。