YouTubeチャンネル「アポロの野球・歴史探訪」が、「【徹底検証】新庄効果は本当にあるのか?観客数・経済効果から見る新庄剛志1人の影響力|北海道日本ハムファイターズ」と題した動画を公開した。動画では、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、球団やプロ野球界全体にもたらした「新庄効果」について、阪神時代から現在に至るまでの観客動員数や経済効果のデータを基に検証している。

現役時代から圧倒的な身体能力とスター性で多くのファンを魅了してきた新庄。動画ではまず、阪神タイガース時代の「亀新フィーバー」に触れる。1991年に182万人だった主催試合の観客数が、翌年には285万人へと急増した驚異的なデータを提示し、その集客力の高さを振り返った。

その後、日本人野手として初めてメジャーリーグへ挑戦。ニューヨーク・メッツなどで活躍し、持ち前の明るいプレーで地元紙から「SHINJOY」と称されるほど、アメリカでも確かな人気を獲得した。

大きな転機となったのは2004年、北海道へ移転したばかりの日本ハムへの入団だ。当時のパ・リーグは不人気とされていたが、新庄はオールスターでのホームスチールや、球界再編問題に揺れる中で放った「これからはパ・リーグです」というヒーローインタビューでの発言など、次々と話題を提供した。日本ハム入団初年度の主催試合観客数は前年比で約22%増加し、北海道への経済波及効果は約186億円に上ったことが紹介されている。

さらに、2006年の現役引退発表時や、2022年の「BIGBOSS」としての監督就任時にもメディア露出が急増。関連グッズの売上が全体の3~4割を占めるなど、数字として表れる明確な実績を残してきた。

新球場の開業やチーム成績といった他の要因も絡むため、全ての現象を純粋な「新庄剛志1人の効果」と断言するのは難しいと動画は結論づけている。しかし、数字以上にプロ野球界を盛り上げ、野球に興味のない層までをも引き込んだ「新庄効果」は間違いなく存在した。記録だけでなく、人々の記憶に強烈なインパクトを残すスーパースターの真価を再確認できる内容となっている。

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