台風25号は暴風域を伴って、21日(月・祝)に関東に接近する可能性があります。雨や風が強まって大荒れの天気となり、シルバーウィークの交通に影響が出そうです。道路が冠水するおそれがあるため、大雨の際はアンダーパスなどには近づかないようにしてください。

台風25号 21日(月・祝)に関東接近か 大雨・暴風のおそれ

大型の台風25号は、今日18日午前9時現在、小笠原諸島の父島の南東、約310キロにあって、1時間に40キロの速さで西北西に進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、暴風域を伴っています。
前回発表の予想から、台風は勢力を維持して日本付近に近づく予想に変わっていて、暴風域を伴って接近する見通しです。

台風は、小笠原諸島には明日19日(土)にかけて接近し、その後、伊豆諸島には明後日20日(日)から21日(月)ごろにかけて接近する予想です。うねりを伴った高波に警戒し、強風、土砂災害、低い土地の浸水や川の増水に注意・警戒してください。

関東には、21日(月)に接近する可能性があり、雨や風が強まって大荒れの天気となりそうです。20日(日)から21日(月)にかけて、警報級の大雨や、暴風、高波となる可能性があります。

台風接近前から大雨 20日(日)から交通への影響「大」

関東では、台風本体が接近する前から波が高くなり、風が強まるでしょう。また、台風の北側の発達した雨雲がかかり、明後日20日(日)から大雨となるでしょう。

強風により、沿岸部を中心に交通への影響が出そうです。明後日20日(日)の日中から影響が広がり、21日(月・祝)にかけて影響が続くでしょう。シルバーウィークで移動を計画している方は、最新の気象情報とともに、道路情報も確認してください。
また、激しい雨などにより、道路が冠水するおそれもあります。周囲より低くなっている所やアンダーパスでは水かさが上がっていることがありますので、大雨の際は近づかないようにしてください。
大型連休で慣れない土地を運転する場合、危険を避ける道路が分からないということも考えられます。場合よっては移動を控えることも検討してください。

また、東海でも、静岡県を中心に雨や風が強まり、交通に影響が出る可能性が大きくなっています。さらに、東北の太平洋側でも大雨や暴風となる可能性がありますので、最新の気象情報を確認するようにしてください。

冠水道路は危険 車での走行は避けて

大雨により冠水した道路は危険です。冠水した道路の水位は見た目には判断できません。まだ、たいしたことはないと思っても、危険な深さになっている場合があります。

浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。

車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。

強風時 運転で注意が必要な場所

車の運転時、暴風の中では、ハンドルを取られる危険性があります。特に風が強いのは、次のような所ですので、注意が必要です。

①「山間部の谷間」「山の切り通し」狭い所を風が通過するなど、地形の効果で、風が強まります。
②「橋の上」「海岸沿い」まわりに遮るものがないので、横風が強まります。
③「トンネルの出入り口」トンネル内は横風の影響はほとんどありませんが、トンネルを出ると、急に横風を受ける可能性があります。

暴風の中では、運転を控えるか、しっかりハンドルを握って、運転してください。万が一、横風を受けた場合でも、慌ててハンドルを切らないようにしましょう。