【アジア大会】「最高の大会にしたい」ソフトテニス上松俊貴選手(岡山市出身) シングルス、混合ダブルス、国別対抗戦の3冠連覇目指して【岡山】
名古屋市で始まるアジア大会。岡山香川出身の選手も直前の調整に入っています。岡山市出身、ソフトテニスの上松俊貴選手は前回、シングルス、混合ダブルス、国別対抗戦で史上初の3冠を成し遂げました。今回はさらなる高みを目指します。
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最高の大会にしたいなと
軽快にラケットを振るのはアジア大会、ソフトテニスで3部門の連覇を目指す岡山市出身の上松俊貴選手です。
(上松俊貴選手)
「限られた選手しか出られない中で限られた日数で戦うわけですけど、自分が力を出してどこまで結果がついてくるか楽しみですし、最高の大会にしたいなと思います」
2023年のアジア大会では3種目で優勝 史上初の快挙
上松選手は、今年5月に開かれたソフトテニスの全日本シングルス選手権で5連覇を達成。2024年には、世界シングルス選手権で日本人初の優勝を果たしました。また、前回2023年のアジア大会では、シングルス、混合ダブルス、国別対抗戦の3種目で優勝、史上初の快挙を達成しました。
コート全体をカバーする長い手足や相手を翻弄するスライスショットが強みです。上松選手とともにアジア大会の国別対抗戦に挑む仲間は…
(NTT西日本 広岡宙選手)
「小学校の時代からトップでやっていて、憧れでもありますし、ずっと勝ちたいという目標にしていた選手でもあるので、そこで一緒に練習できているというのはありがたいこと」
(上松俊貴選手)
「みんなのほうが、僕よりうまい人がいっぱいいますし、強い人もいっぱいいますけど、その中で勝負の世界で一握りの中の、運の要素もありますし、そこを自分でただただつかみとれているだけかなと」
中学生のときから日本代表のメンバー入り
ソフトテニスを始めたのは小学1年生のとき。得点をとれる楽しさに夢中になると、6年生のときには小学校の全国大会で優勝。その後も中学・高校・大学のすべてで全日本を制しました。日本代表メンバーへの選出はなんと中学生から。そのころからさらに高い場所を見据えていました。
(上松俊貴選手(当時))
「来年は個人・団体ともに2冠達成できるように頑張って行きたいと思います」
母校である岡山理科大学附属高校の元監督で、上松選手の指導にあたった大橋元司さんは当時をこう振りかえります。
(大橋元司元監督)
「上の学年でチャンピオンになっていても人よりも先にコートへ来るし準備もするし、協調性もあったり、人としても厚くなりましたね、上松選手は日本のソフトテニス界の中で、もう現れないくらいの全部を兼ね備えている」
プレッシャーを楽しむ変わらない姿勢
どんなに強くなっても、初心を忘れず、競技に取り組む姿勢・・そして、高校時代に学んだプレーする上での心の持ちようは今でも上松選手を支えています。
(上松俊貴選手)
「プレッシャーとうまく向きあえるようになったのもありますけど、高校生の時とか、地元インターハイの時にいろいろプレッシャーありましたけど、その時くらいからどうやってこのプレッシャーを楽しみ、わくわくに変えられるかというのを考えながらやれていたので、わくわくしなかったりとか、楽しくないとうまくもならない」
こんな一面も...
練習前、かばんから何かを取り出した上松選手・・・
(上松俊貴選手)
「太陽の光に当たると肌がすごく赤くなって熱中症みたいな感じになる。日焼け止めとかを塗っていなかったら。ちゃんと冷やしたりとか保湿をしなかったら。韓国が好きなので、妻と韓国に旅行に行って化粧品いっぱい買ってというのは1個の趣味にしていますね」
同じチームには高校時代からの友人も...
所属しているNTT西日本には、高校時代ペアを組みインターハイを制した友人、本倉選手がいます。社会人となり、また奇跡的に巡りあった2人。上松選手について尋ねてみると・・・
(本倉健太郎選手)
「えっと…やべとんだ(忘れた)」
(上松俊貴選手)
「とんだってある!?」
(本倉健太郎選手)
「めっちゃ考えてて」
「日本のエースとしてずっと日本を引っ張っている選手なので、三冠2連覇というのは僕もそこを応援したい。そこを伝えられたかなと思います。頑張ってください」
選手として、友人として、熱いエールが贈られました。
勝ち続けることが”夢”
五輪の種目にはまだ選ばれたことがないソフトテニス。アジア大会は数少ない「世界の舞台」です。
(上松俊貴選手)
「日本代表を背負ってやれるというのはなかなか機会としてないので、ソフトテニスはアジア競技大会だけなので、そういうなかでいろいろな種別と一緒に開会式だったりとか、いろいろなものが同じように戦えるというのはすごくうれしいなと」
上松選手の夢にはゴールがありません。勝ち続けることが”夢”だからです。
(上松俊貴選手)
「自分の今まで抱えてきた、いろいろなタイトルをとったことに満足はしていない。さらに強くなるということが一番の目標でもあるので、2大会3部門金メダルを獲得すれば、すごく自分の夢にも近づけると思うので、全力で頑張りたいなと。子どもたちに夢を与えられるような試合をしたいなと思います」
シングルス、混合ダブルス、国別対抗戦、3種目の連覇へ。上松選手の初戦は18日。名古屋市東山公園テニスセンターで、史上初の快挙を目指す戦いが始まります。

