「何も出来なかった無力さは忘れない」熊本地震を経験した卒業生 消防士の決意新たに
県消防学校で、9月17日に卒業式が行われました。約5か月半にわたる訓練を終えた卒業生が、消防士としての決意を新たにしました。
9月17日、訓練を披露した86人の卒業生。4月の入校から約5か月半、消防士として基礎的な知識や技術を身につけるため、厳しい訓練に励んできました。
訓練の後に行われた卒業式を、教官や家族が見守りました。7月には熊本地震が発生し、命じられたのは「自宅待機」でした。
「私たちは消防官として何も出来なかった無力さは決して忘れる事はありません」
(宇城広域消防本部・堀稀史丸さん)
「(地震を)経験してからは訓練で絶対に弱音吐いたりあきらめたりしないという気持ちで訓練を続けてきた」
厳しい訓練の中で大きな支えとなったのが、仲間の存在です。
(八代市広域消防本部・増田彪さん)
「同期全体で盛り上げて乗り越えてきたことが一番心に残っている」
来月からは県内各地の消防本部を拠点に現場へ出動します。
(熊本市消防局・稲本眞二さん)
「信頼される消防士になりたい」
(熊本市消防局・宮田拳史郎さん)
「優しく強い消防士を目指して頑張りたい」
人の命を守る使命を胸に、消防士としての新たな一歩を踏み出しました。
