兵庫県に約35キロの「金の延べ棒」を寄付 過去には254億円を寄付した夫婦も
16日、財政難に陥っている兵庫県に約35キロの「金の延べ棒」の寄付があったことが明らかになった。
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報道によると寄付された金の延べ棒は時価約8億3300万円相当であり、寄付主の情報については匿名希望の非公開。今回、兵庫県に贈られた約8億3300万円の寄付金は地域振興施策に使用される予定とのことである。これは兵庫県の記録に残る限り個人からの寄付としては過去最高額になるという。
なお、兵庫県では以前から県に対し多額の寄付金が集まっており、兵庫県のホームページでも「寄附をいただいた企業様のご紹介」というページを開設し、寄付金を頂戴した企業の紹介を行っているほか、ふるさと納税にも積極的に取り組んでいる。
また、兵庫県では今回の8億3300万円の延べ棒以外にも、昨年2025年にはなんと約254億円を寄付した人物まで現れている。
この寄付を行ったのは、兵庫県宝塚市に住む実業家の岡本光一氏とその妻で、夫婦は老朽化によって建て替えが計画されている宝塚市立病院の建築費用として約254億円を同市に寄付した。
この岡本夫婦による多額寄付により、宝塚市は2025年度の「ふるさと納税」の寄付額が多い自治体ランキング1位に輝いている。
いったいなぜ、兵庫県は寄付金が盛んなのか? それは30年にわたり続く「兵庫県の財政難」にあるという。
1995年に「阪神・淡路大震災」で兵庫県は危機的状況に陥り、さらにその後も各地で洪水などの自然災害が発生。これらの復興費用で多額の借金を背負っているほか、金利上昇などで財政状況が悪化した結果として、兵庫県には2025年までに約4兆8141億円の借金が存在していたという。
そのため、個人でお金を持っている人たちは「兵庫県のためになるなら」と積極的に寄付する人が多いという。だが、前述の通り兵庫県の借金は4兆円を超えているため、個人で支えていくのには限界がある。
道のりは長いと思うが、兵庫県の財政を立て直す画期的な改革を期待したいところだ。
