撮影を振り返り「役者人生のターニングポイントになった」と語る白洲迅(カメラ・竹松  明季)

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 俳優の織田裕二(58)が脱サラした熱血刑事・青島俊作を演じる人気シリーズの14年ぶりとなる新作映画「踊る大捜査線N.E.W.メトロポリスを駆け抜けろ!」(本広克行監督)が18日に公開される。

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 青天の霹靂(へきれき)だった。今作から国民的人気シリーズに仲間入りを果たした白洲迅(33)は「最初、ドッキリかと思いました」。撮影が始まっても、緑のモッズコートを着た織田裕二(58)が隣にいることに「夢みたい」と胸の高鳴りを抑えきれなかった。

 麻布中央署の美浦秋(みうら・しゅう)役を演じた。織田演じる警視庁の青島俊作、趣里(35)演じる台東署の芝田ひばりとバディを組む役どころで「いわゆるイマドキの若者。刑事として情熱の灯は消えていないけど、向ける方向性に迷っている。仕事をしていれば、誰しも将来について悩んだことがあると思うので、共感してもらえたら」

 織田との共演はWOWOWのドラマ「北方謙三 水滸伝」に続いて2度目。ものづくりの情熱にあふれ、「せっかくやるなら、楽しもうよ」と太陽のように明るく現場を包み込む織田と共演して「自分も楽しむ意識を大事にしたいと思いました。間違いなく、役者人生のターニングポイントです」

 北村総一朗(90)、小野武彦(84)、斉藤暁(72)による「スリーアミーゴス」の姿勢にも感銘を受けた。「瞬間的なアドリブのお芝居に見えるけど、実は入念に稽古をしているんです。あれだけのベテランの方々が、次のシーンのために誠実に準備をしていた。役者として進むべき方向性が見えた気がしました」

 「普段はミーハー的なテンションの上がり方はしないけど、今回は心が躍りました。この現場で過ごした時間すべてが宝物です」。そう言って、はにかむように笑った。(有野 博幸)

 ◆白洲 迅(しらす・じん)1992年11月1日生まれ。東京都出身。33歳。2011年にミュージカル「テニスの王子様」で俳優デビュー。主な出演作は日テレ「大病院占拠」(23年)、テレ朝「パパと親父のウチご飯」(25年)、NHK大河「豊臣兄弟!」(26年)など。身長178センチ。