トルコのトゥルグトルスポル(6部相当)が新監督として、元女子サッカー選手の22歳、ゼイネップ・メスタン氏を招へいした。男子トップチームを女性監督が率いるのはトルコサッカー史上初となる。英『ザ・サン』や『デイリースター』などが報じた。

 トゥルグトルスポルは2年連続で降格を経験しており、マニサ・スーパーアマチュアリーグ(6部相当)でプレーするのは初。01年までは2部リーグに所属しており、メスタン氏にはクラブを新たな時代へと導くという重責が課せられている。

 トゥルグトルスポルはクラブ公式SNSにて、「当クラブは新シーズンの体制と目標に基づき、ゼイネップ・メスタン氏と監督就任について合意に達しました」と新監督就任を発表。「赤と黒のユニフォームを身にまとい、当クラブで始まった新たな体制と取り組みを率いることになるゼイネップ・メスタン氏の成功を祈っています。この新たな時代が、私たちのコミュニティ、クラブ、そしてすべてのファンにとって良いものとなることを願っています」。

 現役時代に複数の女子クラブでプレーした経歴を持つトルコ出身のメスタン氏は「現役時代、さまざまな困難に直面した女性として、私はこの分野で第一歩を踏み出します」と決意を表している。

「私の後を継いで、トルコのサッカーに関わる女性の数がさらに増えていくことを願っています。指導者になることは私にとって大きな目標でした。選手としても続けたいと思っていましたが、残念ながら叶いませんでした。現在、わが国における女子サッカーへの評価は非常に低いのが現状です」

「連盟は素晴らしい活動を行っています。私たちコーチや運営関係者も、トルコの女子サッカーを欧州の水準まで引き上げるために適切な措置を講じていくことを願っています。応援してくださるすべての方々に感謝します。私たちはピッチ上でのプレーと、シーズン終了時の成功に全力を注いでいきます」

 なお、メスタン氏に率いられたチームの歴史的なシーズンは10月に開幕する予定だ。
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