2回無死、NPB通算250号本塁打を放ち記念ボードを掲げる筒香

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◆JERAセ・リーグ DeNA13-2巨人(15日・横浜)

 仕留めた。DeNA・筒香の打球はハマの夜空に大きな放物線を描き、右翼席に着弾した。今季18号ソロはNPB通算250号のメモリアル弾。横浜スタジアム通算148本とし、村田修一(現DeNA2軍監督)を抜いて、単独で同球場最多の一発にもなった。

 「この背番号(25番)は村田さんが作ってきたもの。超えたとは全く思っていない。少しでも近づけるように頑張っていきたい」

 2回無死。直前で3番・佐野が8号3ランを放ち、6点リードの場面。高め145キロ直球を強振。力強くダイヤモンドを一周した。

 記録をささげたい人がいた。母校・横浜の元監督で、8月17日に死去した渡辺元智さん(享年81)だ。14日の巨人戦前には、ハマスタ近くで開催された「お別れの会」に足を運び、花を手向けた。15歳で和歌山を離れ、横浜での勝負を志したのは、名門への憧れから。入学1週間後から主砲を託され、甲子園に2度出場した。「頂いた言葉は、人生を終えるまで自分の中に持ちながら、過ごしていきたい」。青春時代に礎を築いたからこそ、今がある。

 チームは計4発で今季初の7連勝。5月15日以来123日ぶりの貯金1となり、2位・巨人へ5ゲーム差に迫った。横浜の空高く、ホームランをかっ飛ばす雄姿を、恩師も天国から見守っている。(加藤 弘士)