智弁学園の杉本真滉/(C)共同通信社

写真拡大

「改めて実戦向きの投手だと思いました」

【もっと読む】U18代表2年生野手を巡り「プロvs大学」争奪戦勃発! 進学先候補は慶大、青学、明大か

 13日のU18アジア選手権決勝の韓国戦に先発した杉本真滉(智弁学園3年)のピッチングを見たセ・リーグのスカウトはこう言った。

 3回を投げて2安打1失点。捕手の送球エラーによって点は取られたものの、安定した投球で試合をつくった。

 この杉本、スーパーラウンドの韓国戦でも先発し、3回3分の2を2安打1失点だった。

 177センチ、86キロの左腕で、今春のセンバツ準優勝投手だ。

「ストレートも変化球も、自分が投げたいところに投げられる制球力の持ち主。まとまっているうえに、打者を見て配球を変えるなど非常に実戦的な投手です。だからこそU18の首脳陣も織田と並ぶ日本代表のエースとして起用したと思う。がっしりした体格でフォームも大きく、身長以上に見えるのもプラス材料です。最大の長所は投げるときに右肩が開かないこと。だからこそ右打者の懐に角度のあるボールを投げられるし、打者はボールを見づらい。勢い、詰まらされることになる。ストレートの平均球速は143キロ程度、最速は148キロですけど、球速があと3、4キロ速くなるようなら将来が楽しみなピッチャー。ここにきて豊作と言われていた大学生投手の評判が落ちてきたこともあるし、今大会を通じてドラフトの外れ1位候補に浮上したかもしれません」(前出のスカウト)

 杉本は「こんな舞台で投げられるのは自分だけなのでワクワクします。思い切って、やれることは全てやりたい」と言ってマウンドに上がり、プロの評価もグンと上げたようだ。