「初デートの印象は『歯が白い』」 モデル・愛甲ひかりさんと東京ヴェルディ・福田湧矢選手が結婚 思わず後ずさりした「プロポーズ方法」とは
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、モデルの愛甲ひかりさんと、東京ヴェルディ・福田湧矢選手。
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【写真を見る】「思わず後ずさりした」と愛甲さんが語る「プロポーズ場面」
サッカーJ1東京ヴェルディの福田湧矢選手とモデルの愛甲ひかりさんが、7月7日に結婚したことをそれぞれのSNSで発表した。

初対面時、湧矢さんの姿が「あまり見えなかった」と吐露するひかりさんは今、彼の笑顔を間近で見ながら幸せをかみしめる日々だ。
2023年夏。共通の知人が「二人は合いそう」と互いを紹介してくれた。LINEで連絡を取り合い、当時、ガンバ大阪にいた湧矢さんが探した都内の焼肉店で初デート。彼は「ちょっとヌケてるけど明るくていい子。実物のほうがかわいい」と思った一方、彼女は全く違うことを考えていた。
「暗くて顔がよく見えない……。歯だけ白いなあ」
照明がやや暗めな落ち着いた雰囲気の店内で、夏場の練習で日焼けしていた彼の姿形がはっきりと視認できず、話し、食べる際に口元からのぞく真っ白な歯が印象に残ったのだという。
SNSをフォローし合い、顔などは知ってこそいたが、9月28日、彼女は仕事で大阪に赴いた際の3度目のデートで、ようやく彼の“実像”を拝めた。「本物もイケメンだな」と思ったのもごく自然なことだ。
こなた湧矢さんはデートに際して告白しようと考えていた。映画「花束みたいな恋をした」(21年公開)にあるせりふ「3回ご飯を食べて告白しなかったら、ただの友達になってしまう」に強く影響されていたのだ。アスリートらしく「ここで勝負を決めなきゃ」と決心。食事後に宿泊先まで送り届けて車を降り、「よかったら付き合ってください」。ひかりさんは驚きつつ「はい」と返事したものの、実は「え? めっちゃ早い、と思っていた」そうだ。
とまれ遠距離交際がスタート。だが10月に湧矢さんは左足を痛め、24年1月、左腓骨筋腱障害で手術を受ける。10カ月以上もピッチから離れることになったが、その間、「暇を見つけては」(ひかりさん)駆け付けてくれた彼女の明るさに、落ち込んでいた彼は救われた。
復帰後の同年末、彼はヴェルディ移籍が決まった。少年時代から大好きで7年間着たガンバの青黒ユニフォームに愛着はあったが、彼女に「決まったよ」と、遠距離恋愛が終わることを告げた。移籍に関しては彼の意思を尊重していた彼女だが、近くに居られることに自然と喜びが溢れた。
「性格も良くて居心地がいい。結婚するならこの人」(ひかりさん)。その思いは彼も同じだった。25年12月、翌日からの欧州旅行を前に、食事後の投宿先の部屋に100本のバラの花束が置かれていた。ホテルのプールに泳ぎに行くことを考えていた彼女は求婚など頭になく、突然ひざまずいて「結婚してください」という彼の姿に頭が真っ白。思わず後ずさりし、数秒の思考後に状況を理解して「はい」と返答。同時に頬を涙が伝った。
二人で英国に飛びプレミアリーグのリバプールの試合を観戦後、彼は興奮冷めやらぬままパリに向かおうとしたが、飛行機が飛ばず、預けた荷物が待てど暮らせど返却されないハプニング。
「英語は全くダメ」という彼に代わり、彼女が語学力を発揮して無事に荷物を引き取った後、国際列車ユーロスターで海底トンネル経由の仏入りと相なった。
「ハプニングも楽しかったね」と、湧矢さんは盛り上げ役に徹した。いつもポジティブな湧矢さんらしさが、思う存分発揮された旅行だった。
「今までと同じように恋人であり親友みたいな家族でいたい」とひかりさん。彼が4人、彼女は3人きょうだいで、家族仲は二人で競うほど良好だといい、互いの実家のような家族をつくることが理想だ。湧矢さんのサポートのために「アスリートフードマイスター」の資格を取得したひかりさん。健康にも気を使いつつ、みんな笑顔で歯が輝く……。そんな家族が生まれそうだ。
「週刊新潮」2026年9月10日号 掲載
