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 TBS日曜劇場VIVANT」第2シーズン(日曜後9・00)の第7話(第17話)が、6日に放送された。別班員を救うため奔走する乃木(堺)やシンシーへの潜入捜査がバレてしまった野崎(阿部寛)らが絶体絶命のピンチに陥り、視聴者をくぎ付けにした同話。飯田和孝プロデューサーが同局を通じ、撮影秘話や作品に込めた思いを明かした。

 <※以下、ネタバレ有>

 第17話では、シンシーの狙いが徐々に明らかになる中、野崎(阿部寛)の前に、かつての部下・リュウミンシュエン(劉銘軒・堺)が登場。野崎の潜入捜査が見破られる衝撃の展開となった。野崎が暗号化して日本に送っていたメッセージも解読され、絶体絶命の状況に。さらに、黒須(松坂桃李)ら別班員を救うため奔走する乃木にも非情な通告が下されるなど、緊迫の展開で幕を閉じた。

 乃木に究極の選択が降りかかった第17話。飯田和孝プロデューサーに撮影の裏話や反響について尋ねてみた

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【「仲間、友への愛」が描かれた第17話 飯田Pが語る“人を思うからこそ強くなれる”物語 】

 第17話は、VIVANTの真骨頂とも言える回だったと思います。VIVANTに流れる血液というか、第1シーズンから根底に据えているのは、人との繋がりであり、愛情の部分です。第1シーズンでは、乃木が「生き別れた父の愛」を探す物語と定義していたのですが、第17話で描いたのは「仲間、友への愛」でした。

 別班は互いを知ることのない存在でありながらも、乃木が弟分である黒須を思う場面、長野が熊谷を思うシーン、そしてノコルが兄である乃木を叱咤するシーン、全てが心の奥底にある静かな愛からくる感情であり、「誰かを思うからこそ、人は強くなれること」を表現しています。

 第17話はまさに、この様な感情の動きが大きな波となって押し寄せるシーンの連続でした。視聴者のみなさんの反応を見ていると、第16話までと比べて、感情面での感想がSNSでも多かったように思います。同時にこの様なエピソードは、視聴するのもかなりの体力が必要だと思っていて、ご視聴いただいたみなさまには、心から感謝したいです!

 今回ハヤトを中心としてAIが物語で多く登場しているのですが、AIを用いた理由として、どの企業やさらには学校でもAIが当たり前になっているという時代の必然性、情報整理役として視聴の助けになる、ということももちろんあるのですが、それ以上に大きな狙いがあるんです。

 それは「人物の感情をより浮き上がらせる効果」にあります。超人的である種、機械的な別班とAIの掛け合わせが、非人間っぽさを倍増させるからこそ、人が人に心を寄せるシーンや、感情を押し殺さずに爆発させるシーンが、より人間っぽく感じられる、世界観、枠組みとしてAIがあることで、そこに生きている人間の体温までも感じてもらえるのではと思っています。

 ハリウッド映画の近未来ものや、SFものなど、設定が飛んでいるからこそ、シンプルに人物の感情を追えるのと似た効果を生み出していると感じています。この組み合わせに、今後も注目してみていただけると、よりシンプルに物語に入り込めると思いますので、引き続きよろしくお願いします!!!