【山形】6歳児行方不明 最後の目撃現場の公園を取材し見えた事実…警察は川への転落も視野に捜索、川底・海底をさぐるなどの捜索も手掛かりなし(酒田市)
山形県酒田市で6歳の男の子が行方不明となって7日目。最後に姿が確認された「東泉町6丁目公園」の現地取材から、当時の周辺環境と意外な死角が浮かび上がってきました。
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行方不明となっているのは、酒田市東泉町5丁目に住む高橋優斗さん(6)です。優斗さんは特別支援学校に通う1年生で、安否が心配されています。
優斗さんは自宅から700メートルほど離れた「東泉町6丁目公園」で目撃されたのを最後に、足どりが途絶えています。
公園の近くには川が流れていて、現在警察はその川を中心に捜索していることから、優斗さんが川に転落した可能性も視野に入れているとみられます。
目撃情報などから、この道を歩き公園に入ったとみられる優斗さん。では、公園から川に向かう可能性はどのくらいあるのでしょうか。
■最後の目撃現場の公園を歩いてみた
記者が東泉町6丁目公園を歩いてみて、見えてきたこととは。
実際に公園内を歩き、周囲の境界線や川への経路を確認したところ、子どもが外へ抜け出せるルートは極めて限定的であることが分かりました。
遊具がある公園西側には線路が走っていますが、境には大人の背丈以上のフェンスがあり、乗り越えるのはまず不可能です。
公園の奥から川に行けるのかも確認すると、大人の腰丈より高い丈夫なフェンスが設置されていて、ここを超えるのもよじ登らないといけません。フェンスの破れや破損もありません。
子どもがこれらを乗り越えて直接川や線路へ出るのは困難な構造です。つまり、公園の中から東側と北側を流れる川の方に出ることは考えづらいと感じました。
■しかし、川への道がないわけではない
公園内を回って唯一外へ出られそうだと推測されるのが、正面にある柵の隙間です。この隙間を抜けて土手をのぼると、すぐそばに川が流れています。
今は捜索のために警察が藪の刈り払いを行ったためきれいに見えますが、行方不明当時は子どもの背丈ほどの草が生い茂り、非常に見通しが悪い状態だったということです。
そうした状況の中で子どもが自ら草むらへ入っていくかは疑問が残るものの、一度入り込むと方向を見失い、そのまま川へ転落する可能性は十分にあるとも感じました。
最後の目撃現場となった公園。この公園から、優斗さんはどこに向かったのでしょうか。
■行方不明時の足取りを振り返る
○名前、特徴・・・高橋優斗くん(6歳)。身長約120センチ、紺と赤のつなぎ(中にランニングシャツ)、裸足とみられる。※画像 家族提供
○午前8時ごろ・・・自宅1階リビングにいるのを父親が確認。
○午前8時30分ごろ・・・自宅前で近隣住民が目撃。
○午前8時55分ごろ・・・公園の方向へ1人で走り去る姿が近くの防犯カメラに映る。
○午前9時ごろ・・・東泉町6丁目公園に入る、似た男の子が目撃される(該当時間帯の不審者・車両の情報はなし)。
■現在の捜索状況
「川に落ちたのかも判断が難しい」と県水難救済会が語るほど、今回の事案はどこを捜索するかの判断が難しいものとなっています。
有力な手掛かりはなく延べ約500人態勢での地道な捜索が続いています。
11日は酒田北港に流れ出る豊川の河口にネットを設置してボートで川底を捜索したほか、酒田北港内では漁船を出し、熊手のような器具を使って海底を探る作業が行われました。
さらに午後からは、公園北側の川に水中ドローンを投入し、川底などの深い位置を中心に重点的な捜索が行われました。
しかしこれまでに有力な手掛かりはありません。警察は引き続き、情報提供を呼びかけています。
■当時の優斗さんの服装(画像 家族提供)
【画像あり記事はこちら】https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2940098

