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日本でも人気のクレーンゲーム。お隣・韓国では、その景品から基準値の347倍もの有害物質が検出され、社会問題となっています。

■幅広い世代に人気のクレーンゲーム 韓国で専門店も増加

森鮎子記者(NNNソウル)
ソウル市内の若者に人気の街には、クレーンゲームの専門店があります。そして道を挟んだ向こうにもクレーンゲームの店があります」

韓国で、幅広い世代に人気のクレーンゲーム。いま、専門店も増えているといいます。

市民
「(景品が)取れそうで取れなさそうで、やっと取れたときに快感だから遊びます」

「キティちゃんを見ると、全部取りたくてお金を使ってしまいます。一度に40万ウォン(約4万5000円)使ったこともある」

お目当ての景品を入手するため、お金をつぎ込んでしまうという人も。

■最大347.5倍も…基準値超の有害物質検出

ところが…。

韓国消費者院・生命安全チーム長
「一部の製品で、基準値を超える鉛・カドミウムなどが検出されました」

日本の国民生活センターにあたる韓国消費者院が、クレーンゲーム店の景品となっていた人形20種類の安全調査を実施。すると、半数以上の12種類から、子供が使う製品の安全基準を超える有害物質が検出されたと明らかにしたのです。

2種類からは、金属のリング部分などから、発がん性物質であるカドミウム、最大で基準値のおよそ1.2倍を検出。

8種類からは、発がん性がある可能性のある鉛、最大で基準値の2.7倍を検出。

そして9種類からは、人形の顔や手足の部分から、ホルモンの分泌に障害を起こし、子供の成長を妨げる可能性のあるフタレート系可塑剤が、最大で基準値の347.5倍検出されたといいます。

市民
「子供たちが触ったり、口に入れたりすることもあるので、気をつけた方がいいですね」

「子供のためのものなのに、発がん性物質が入っているなんて良くないです」

■“有名キャラクター模造品”の可能性が高い人形も

子供たちへの影響が心配される今回の調査結果。また、調査した人形のうち10種類は、有名なキャラクターの模造品である可能性が高いこともわかりました。

店舗の中には、消火器がないなど安全管理が不十分な店もあったということで、韓国消費者院は、関連部署に製品や施設の点検強化を要請する方針です。