吹き替え版の映像で俳優の口の動きとセリフを同期する「リップシンク」をAmazonがAIとVFXで実現し、Prime Videoに導入しました。

Prime Video introduces new lip-sync technology on ‘Maxton Hall’

https://www.aboutamazon.com/news/entertainment/prime-video-lip-sync-technology?tag=httpwwwtechsp-20



Amazon's Prime Video is using AI to make dubbed actors' mouths match the dialogue | TechSpot

https://www.techspot.com/news/113798-amazon-prime-video-using-ai-make-dubbed-actors.html

Prime Videoのリップシンクは、同サービスでオリジナル配信されているドラマ「Maxton Hall」でまず導入されます。元はドイツ語の作品ですが、日本語を含むさまざまな言語で吹き替えされていて、記事作成時点では英語の吹き替えのみがリップシンクに対応します。

既にシーズン1とシーズン2でリップシンクを目にすることができます。2026年12月に配信されるシーズン3でも導入される予定です。

Amazonは「吹き替え版の映像を観ていて、セリフが終わった後も俳優の口が動き続けていて、物語に全く没入できなかった経験はありませんか?」と述べ、リップシンクを「視聴者が物語に完全に没入できるシームレスな視聴体験を実現するもの」と紹介しました。



今後もリップシンク対象作品が拡大される予定ですが、どの作品が選ばれるのかは不明です。Amazonはこれまでも映像作品にAIを活用していて、2025年には吹き替え音声にAIを採用したこともありました。

Amazonプライム・ビデオで「映画やテレビシリーズをAIで吹き替えるシステム」のテストが開始 - GIGAZINE



Prime Videoのテクノロジー責任者は「リップシンク機能により、お客様は没入感の高い方法でコンテンツをお楽しみいただけます。クリエイターの皆様にとっては、作品がさらに幅広い視聴者に届きやすくなります」と述べました。