CLでゴールを決めて雄たけびを上げる上田(C)共同通信社

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 オランダからフランス1部リールにステップアップした日本代表FW上田綺世(28)が、新天地デビューとなった3日のリーグ戦に続き、8日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のベティス(スペイン)戦に先発出場して2試合連続のゴールを決め、欧州メディアに驚きが広がっている。

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 まずは「フランス代表のレジェンドFWをベンチに追いやった」。

 リールの先発1トップである元仏代表FWジルーは、代表137試合57得点の実績を誇り、39歳のベテランとなっても第一線でプレーしている。

「ジルーの控え」として加入した上田は、3日のトゥールーズ戦の後半12分、そのジルーに代わって途中出場。同28分に決勝点となる先制弾をゲットした。そして迎えたCLのベティス戦。スタメンに名を連ね、前半12分に先制点を叩き込んだ。

 ジルーは2-3で迎えた後半32分、上田に代わってピッチに登場。193センチの上背を生かして何度もエアバトルを挑んだが、ゴールを割ることはできなかった。

 地元の仏メディアは「今のペースを日本人FWが維持したらジルーの出番は少なくなるかもしれない」と、リールFW陣の序列の変化に言及したほどだ。

「上田は4月に第1子の娘が誕生した。モデルやインフルエンサーとして活動中の妻・由布菜月とは『プレーしたいと思っているイングランドかフランスを生活の本拠にしたい』と話していたみたい。願いがかなって精神的に充実していることも、リールでの大活躍につながっている。オフに上半身を中心に筋トレで鍛え上げたことでポストプレーやボールキープの際に当たり負けしなくなったこともプラスに作用している」(サッカー記者)

 ちなみに上田の得点をお膳立てした選手が、大物ストライカーの「弟」であることを知って驚いた人も多かったはずだ。

 19歳のエタン・エムバペ。実兄はスペインの名門レアル・マドリードで活躍しているフランス代表FWのキリアン・エムバペ(27)である。

 欧州CL2連覇中のパリSG(仏)のユース育ち。血統的にも将来を嘱望されている若手アタッカーだが、後半11分に相手の顔面にヒジ打ちを入れて一発レッドの退場処分。本人も典型的な悪目立ちに「敗戦は数的不利を招いた自分の責任」と反省しきりだった。

 仏リーグ4位のリールは13日、地元に9位のトロワを迎え撃つ。日本時間午後10時キックオフ。

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 そんな上田はここまでどのような成長曲線を描いてきたのか。当初の日本代表入りを手繰り寄せた“意外な縁”とは。恩師である法政大サッカー部元監督・長山一也氏が赤裸々に語ってくれた。●関連記事 【もっと読む】上田綺世〈前編〉代表入りの裏に森保ジュニアが繋いだ縁 もせひご一読を。