◆米大リーグ アスレチックス2-4ブルージェイズ(8日、米カリフォルニア州サクラメント=サターヘルスパーク)

 ブルージェイズ岡本和真内野手(30)が8日(日本時間9日)、敵地のアスレチックス戦で2試合連続の30号ソロを放った。今季の日本選手では大谷翔平(ドジャース)、村上宗隆(Wソックス)に続いて3人目で、史上初めて日本人3選手が30発の大台に到達した。メジャー1年目では村上に次いで2人目の快挙となった。

 0-0の2回、先頭のスミスの右越え先制ソロに続き、岡本も左越えに豪快な連続アーチをかけた。ア軍の2年目右腕パーキンスの高めのカットボールを捉え、高々と長い滞空時間の放物線を描き、前日の29号同様に左翼席に着弾した。ダイヤモンドを一周すると、ベンチ前でゲレロに赤のホームランジャケットを着せてもらって一礼。いつものセレブレーションでナインと喜び合った。

 接戦での勝利に貢献した岡本は「30本は打ちたいなという目標を立ててやっていた」と明かし、ホッとした表情を見せた。本塁打と打点でチーム2冠。休養による欠場はあるものの140試合出場はチーム2番目で「けがせずにここまで試合に出られているということがいい」と振り返った。

 大谷、村上に続いて、強打者の目安となる30発をメジャー1年目でクリアした。新人三塁手の30本到達は珍しく、MLB公式サイトの集計によると、通算352本塁打の強打者ブラウン(ブルワーズ)が2007年に34本をマークして以来、19年ぶり。記録統計を扱う米オプタスタッツのXによると、岡本と村上、S・スチュワート(レッズ、31本)の新人3人の大台はMLB史上初だったという。

 始まったばかりとはいえ9月の打率は3割3分3厘。岡本は「感覚が良くなってきているというのは、ちょっと前からあった」と状態が上向いていることを認めた上で「これからも変わらず、しっかり準備をしていきたい」と続けた。

 前夜は挟殺プレーでの落球と悪送球で2失策を記録したが、この日は気温35度近くの猛暑の中、早出で守備練習。2回と7回に三塁線のゴロを華麗にさばき、シュナイダー監督を「本当によくやってくれている」と喜ばせた。連敗を止め、チームは再び勝率5割に復帰。ワイルドカード3枠目のガーディアンズとは1ゲーム差。勝負の9月で岡本にかかる期待は日増しに高まっている。

◆日本人選手の30本以上

 ▽04年 松井秀喜(ヤンキース)31本

 ▽21年 大谷翔平(エンゼルス)46本

 ▽22年 大谷翔平(同)    34本

 ▽23年 大谷翔平(同)    44本

 ▽24年 大谷翔平(ドジャース)54本

 ▽25年 大谷翔平(同)    55本

     鈴木誠也カブス)  32本

 ▽26年 岡本和真ブルージェイズ)30本

     村上宗隆(Wソックス)30本

     大谷翔平(ドジャース)30本