栗ノ木バイパス 予防通行止め導入

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大雨の時、注意しなければいけないのがアンダーパスの冠水です。国土交通省は新潟市の栗ノ木バイパスにあるアンダーパスなど全国7カ所で予防的な通行止めを実施します。

全国で頻発する記録的な大雨。9月7日は平年の9月1カ月分の雨が半日で降った福島県・いわき市。アンダーパスが冠水し車2台が水没。60代の女性が消防に救出されたものの搬送先の病院で亡くなりました。もう1台を運転していた通勤中の女性は自力で脱出し、無事でした。

■脱出した女性の親族
「たぶん車が浮いたんだと思う。最初バックしようとしたらしいんだけど、タイヤが空回りしてバックできなかった。ドアを開けて出ようとしても、なかなか開けられなくて、もう危ないと思い切り力を入れたら開いたので慌てて出たと。」

こうした被害を防ぐため国交省は、全国7カ所のアンダーパスを対象に冠水が起きる前に通行止めにする規制を新たに導入しました。

■庭山陽平記者
「大雨の際の事前通行規制が導入されたのは、栗ノ木バイパスのこちらの区間です。JRの高架下にかけて徐々に低くなっていて、中央には排水設備も設置されています。」

県内で対象になったのは新潟市中央区の国道7号栗ノ木バイパスのJRアンダーパスです。「レベル4大雨危険警報」が発令された場合や1時間あたりの雨量が30mmに達した場合などにアンダーパスの前後約370mで予防的に通行止めが実施されます。

■新潟国道事務所 石田亮太郎さん
「発生してから通行止めをしているのがこれまでで、今後は発生する恐れがある場合に通行止めにする。」

7月下旬の大雨では新潟市中心部が広い範囲で冠水。今回対象となったアンダーパスも冠水し、車1台が動けなくなり5時間余り通行止めとなりました。

■新潟国道事務所 石田亮太郎さん
「もう被害が起きる前から(通行を)止めるので、道路利用者の方の命を守る行動としては良いと思う。」

国交省によりますと国や自治体が管理する県内のアンダーパスは全国で2番目に多い231カ所あり、大雨の時は警戒が必要です。

■新潟国道事務所 石田亮太郎さん
「新潟市内、実はいろんなところが低くなっていて冠水するので、迂回した先もまた冠水するということもあるので、なるべく冠水の危険箇所を通らないような計画で事前に準備をしていただければと思います。」

栗の木バイパスは1日に約4万台の通行量があり、通行止めの影響が大きいことからドライバーに協力を呼びかけています。