大分県

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 「飲酒時にチェイサー(水)を飲むと二日酔いが緩和される」という通説があるが、二日酔いになる量の飲酒をした場合、水を飲んでも防げないことを、大分大の今井浩光教授(医療倫理学)らが三和酒類(大分県宇佐市)との共同研究で明らかにした。

 論文が6月、スイスの薬理学誌に掲載された。

 研究では、飲酒習慣のある20~50歳の男性13人が二度の飲酒実験に協力。一度は水を飲みながら、もう一度は水を飲まずに同じ量の日本酒を飲み、6時間の睡眠をとる前後、それぞれ1時間おきに、呼気中のエタノールと、エタノールを分解する際にできるアセトアルデヒドの濃度を測定した。吐き気などの自覚症状の程度も、その都度確認した。

 実験の結果、濃度も自覚症状も、チェイサーの有無でほとんど差がなく、論文では、二日酔いを改善する効果はほぼないと結論づけた。一方で、今井教授は、水を飲むことで飲酒の量やペースを抑えることができれば、二日酔いの緩和につながる可能性があるとしている。