“異臭を漂わせる”スタッフに苦しめられる、飲食店店長の嘆き「立て続けにバイトの子たちが辞めて…」それでもクビにできないワケ
人が過密すると、どうしてもニオイが気になってくる。コミケのニオイ問題は今年もネタ混じりに槍玉に上げられていたが、繰り返される日常に付きまとうニオイのほうがより逃げ場がないのではないか。真のバッドスメル問題は、日々の通勤や労働のさなかにこそある。
◆異臭漂うスタッフの経歴は
「彼は、スタッフとしては非常に頼りになる男性です。学生バイトの急なシフト変更希望で空いた穴は積極的に埋めてくれるし、もう2年以上勤めてくれており、店舗内での業務は一通りすべて任せられる。一スタッフというより、実質的には副店長かもしれません。だからクビにしたいとは決して思わないのですが、最近では私が彼とシフトが重なる日の前日には、憂鬱さから不眠にさえなってしまっています」
この男性スタッフを、仮に山口さんとしよう。山口さんは現在48歳というから、根津さんから見ると親ほどの歳の差があるが、一体、何者なのだろう。
「山口さんは、コロナ禍以前にしたタワマン投資で無事に売り抜いて、それで4年前にセミFIREしたらしいのです。ただ、単調な毎日に飽きてしまい、アルバイトを始めるに至ったと聞いています」
◆ニオイ問題が表面化…耐えられないレベルに
根津さんが山口さんに出会ったのは昨年春のこと。
「私がこの店舗を任されるようになったとき、すでに山口さんは働いていました。当時はおもしろい人生の先輩といった印象で、店長とバイトという関係ながら、よい師匠として慕う気持ちもあったものです。というのも、いつか自分でカフェを開くのが私の夢。だからカフェチェーンに入社したのですが、問題は開店資金です。投資に成功した山口さんに、学びたいと思っていました」
そんな人物が今や、不眠の原因。
「以前から、『おや』と思う日はあったのですが……今年の初夏くらいからは、会うたびにニオイが気になるようになってしまいました。生乾き臭と、皮脂汚れが蓄積したようなニオイのミックスとでも言えばいいんですかね。梅雨入り以降、湿度が高くなるにつれ、どんどんと悪化していきました。私はコーヒーが大好きなので、人よりも香りに敏感なところはあるかもしれませんが、今や耐え難いほどのニオイ。なんで本人が平気なのか不思議なほどです」

