スポニチ

写真拡大

 MVP3度を誇るヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手(34)が、村上の打撃を分析した。構えた際の「手の位置」に着目し、本塁打を量産できる理由を自らの言葉で解き明かした。(取材・杉浦大介通信員)

 村上のハイライト映像は見ているし、数字も目にしている。本当に印象的だ。松井秀喜さんのルーキーイヤーの本塁打記録も抜いた。凄いし、信じられないね。

 構え方は打つための準備として、手の位置が凄くいい位置にあると思う。かなり後ろに引いて構えている。つまり「いつでも打てる状態」になっているんだ。右足を上げた瞬間には、もう手が強いポジションに入っている。だから、そこから大きく動かす必要がない。既に理想的な位置にあるということだね。

 それによって、ボールをしっかり後ろまで引きつけられるし、フィールド全体を使えるようになっている。逆方向にも打てるし、引っ張ることもできる。だから、ああいうふうに手を後ろに引いて構える形には明確なメリットがある。いいメカニクスだと思うよ。

 シーズン序盤に日本で「村上がジャッジより1本多い」、「ジャッジが追い抜いた」などと盛り上がったと聞いた。本当に最高だ。そういう話題って、いつだってあるものだから。(大谷)翔平が本塁打を量産していた時には、僕もずっと彼について質問された。そういうのって本当にワクワクすることなんだ。みんなが野球について語っている限り、それはこのスポーツにとって素晴らしいこと。僕はそういうのが本当に大好きなんだ。(ヤンキース外野手)