自動運転ミニバス「RoboBus」、中国貴州省から日本へ

【新華社貴陽9月6日】中国貴州省で開催された「2026中国国際ビッグデータ産業博覧会」で、自動運転ミニバス「RoboBus(ロボバス)」が大きな注目を集めた。貴陽市観山湖区では数十台が車列の中を滑らかに走り抜け、丸みを帯びた車体がひときわ目を引いた。

製造元の貴州翰凱斯智能技術は自動運転の電気自動車(EV)を手がけるPIX Movingグループの事業主体で、貴陽市のハイテク産業開発区に拠点を置き、中国で初めてハンドルのない完成車を自社開発した。同社が製造するロボバスは高性能センサー「LiDAR(ライダー)」と視覚センサーを組み合わせた統合ソリューションを採用し、運転手が不要なレベル4の自動運転能力を実現した。
貴州翰凱斯智能技術の製品は欧州、北米、日本、韓国、中東など30以上の国と地域に輸出されている。同社運営センターの責任者、汪彪(おう・ひょう)さんは、PIX Movingグループは中国企業として初めて日本でレベル4の自動運転運営許可を取得したと紹介。ロボバスは送迎車だけでなく、移動小売店、カフェスペース、シェアオフィスとしても使えるという。汪さんは「高齢化や人手不足が切実なニーズを生んでいる。車両はヒートマップを基に人の集まるエリアへ自律的に移動して販売活動を行い、自動で戻って商品を補充する」と語った。(記者/施銭貴)


