妊活中から授乳期まで!赤ちゃんの「神経管閉鎖障害」を防ぎ健康を守る葉酸の正しい継続期間を専門医が解説

妊娠を希望する女性や婚活中の女性にとって、欠かせない栄養素の1つが「葉酸」です。では、葉酸はなぜそれほど重要なのでしょうか。そして、葉酸を正しく摂取するために知っておきたいポイントも気になるところです。今回は、妊娠を考えたときにやっておきたい葉酸の準備について、
「秋葉産婦人科」の秋葉先生に解説していただきました。

監修医師:
秋葉 直也(秋葉産婦人科)

順天堂大学医学部卒業。その後、東京大学医学部附属病院、日本赤十字社医療センター、焼津市立総合病院、愛育病院、国際医療福祉大学成田病院などで産婦人科医として経験を積む。2024年、茨城県古河市に位置する「秋葉産婦人科」の院長に就任。医学博士。日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本人類遺伝学会専門医、日本周産期・新生児医学会専門医(母体・胎児)。母体保護法指定医師。

編集部

葉酸は病院で処方してもらえるのですか?

秋葉先生

基本的には、「以前の妊娠で神経管閉鎖障害を経験した人」や「てんかんがある人」などハイリスク群のみが対象となりますが、病院でも処方は可能です。ただし、保険適用外なので自費診療となります。医師と相談しながら、必要な量や摂取のタイミングを調整していくといいでしょう。

編集部

葉酸はどれくらいの期間、続けるのが望ましいですか?

秋葉先生

妊娠前~妊娠12週頃までは、特に重要な時期です。また、妊娠中期以降も胎児の成長を支えるために、葉酸は引き続き必要になります。さらに、出産後も授乳期の母体の健康維持に役立つため、継続的な摂取を心がけましょう。

編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

秋葉先生

葉酸は、赤ちゃんの健康に欠かせない栄養素で、妊娠を考えた時点で積極的に継続した摂取を心がけることが大切です。また、葉酸をはじめとする栄養状態のほかに、将来の妊娠を見据えた感染症チェックや生活のアドバイスなどをしてもらえるプレコンセプションカウンセリングも、安心して妊娠・出産を迎えるためには非常に有用です。妊娠してからではなく、妊娠を考えたときに、まず産婦人科にかかれるようにするといいですね。

※この記事はメディカルドックにて<妊活・妊娠中に「葉酸」を摂るべき理由はご存じですか? 摂取方法やリスクも医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。