利益が真の目的ではない サントリービバレッジ&フード木村穣介社長が就任直後に投げかけた3つの言葉

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 2026年3月末日から現職のサントリービバレッジ&フードの木村穣介社長は社長就任直後、国内外の社員に向けて「Bold Ambition(大胆な野心)」「Excellence in Execution(卓越した実行力)」「United To Win(一丸になって勝ちに行く)」の3つの言葉を投げかけた。

 6月、取材に応じた木村社長は「最初に、高い志を持ちそれに向かっていくBold Ambitionを掲げた。利益は真の目的ではなく、事業活動の結果、それが正しければ利益が残り再投資できるものだと考えている。利益はとても大切ではあるが目的ではない。高い志に向かって専門性を高めて一丸になって勝ちに行く」と語る。

 専門性とは個人の強みを意味する。同社ではグローバル企業の潮流とされるジョブ型雇用ではなくメンバーシップ型雇用を堅持する。

 「ウイスキーのブレンダーは若いときからトレーニングしなければならないが、それ以外は、マーケティングや商品開発にしろ、半年くらい死ぬ気で勉強して習得できないほどの専門性はないと考えている」とみている。

 木村社長が思い描くメンバーシップは、サッカー日本代表がみせる現代サッカーと通じる。

 「それぞれ能力を高めていき、その時々に応じて、強いやつがガンガン出ていく。その分、マネジメントは難しくなるが、恐らくそれしか勝ち目がない。人材を流動的にして、いろいろなことを身につけてもらいながら強みを早く見つけて磨いてもらう。そうなれば、新しい仕事をしても本質的な磨きにも役に立つはず。このようなことを繰り返し全体のパフォーマンスを上げていく」と述べる。(つづく)

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