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 ◇パ・リーグ オリックス7─6ロッテ(2026年9月5日 京セラドーム)

 オリックスが高校球児さながらの熱戦を、今季両リーグ最多8度目のサヨナラ勝利で制した。延長10回1死満塁で太田が左翼へ今季3度目のサヨナラ打。チームに7カードぶりの勝ち越しをもたらした。

 「絶対回ってこいと思っていた。死ぬ気で決めようと」

 1点劣勢の9回無死一塁で犠打失敗。決められなかった悔しさ、中軸としての葛藤とあらゆる思いをバットに込め、塁上でヘルメットを叩きつけた。この日は大阪桐蔭高校吹奏楽部とのコラボ応援イベントが、単独では初開催。「(心を)熱くしてくれるというか、高校時代を思い出した。ブラスバンドって、高校野球でしか味わえない瞬間なので」。自身も天理(奈良)2年夏には甲子園で活躍。当時を再現するかのように殊勲打を放った。

 今季延長戦は6勝2分けと不敗神話の継続に貢献。体づくりを考え、昨年から苦手なトマトも食べるようになった25歳内野手が、「もう、負けられる試合が一つもないので」と拳を握った。(阪井 日向)