コメ価格下落でコンビニ大手のおにぎり値下げ相次ぐ 牛丼や定食屋など外食産業にも波及するか?
9月は飲食料品4923品目の価格が引き上げられる“値上げラッシュ”だ。一方、コンビニ大手では、おにぎりの値下げが相次いでいる。
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ファミリーマートは2日、のりがご飯に直接巻かれている「直巻おむすび」4商品を、今月22日から11円ずつ値下げすると発表した。「焼しゃけ」「とり五目」「明太子マヨネーズ」はいずれも198円(税込み=以下同)から187円に。「和風ツナマヨネーズ」は185円から174円に引き下げる。コメ価格が下落する中、原材料コストを見直した。他にも、ローソンは今月29日から、「手巻おにぎり」全品を一律10円値下げする。「熟成紀州南高梅」「北海道産日高昆布」「追い鰹製法おかか」が184円に、「炙り熟成紅鮭」は211円、「熟成辛子明太子」は225円に引き下げられる。
さらにセブン─イレブン・ジャパンも、今月8日から「手巻おにぎり」2商品を19円値下げする。「炭火焼銀しゃけ」と「具たっぷり辛子明太子」が、213円に引き下げられる。
これまではコメ高騰でおにぎりの値上げが相次いでいたが、現在、米価は下落基調だ。農水省によると、先月17~23日の平均小売価格は、5キロ=3156円と、今年1月のピーク時(4416円)の約7割ほどだ。店頭ではかなり、コメを買い求めやすくなった。
■コメを多く用いる業態ほど…
ならば、この値下げの動きは、外食産業にも波及するのだろうか。
外食ジャーナリストの中村芳平氏は「体力のある大手チェーンを中心に、値下げが相次ぐことは十分に考えられます」と、こう続ける。
「飲食業界は度重なる値上げで顧客離れが深刻になっていますが、コスト高のため値下げしたくてもできない状況でした。しかし、ここにきてコメが安くなった。光熱費や人件費が高騰しているため判断は慎重にならざるを得ませんが、どこか大手が仕掛ければ、雪崩を打って値下げの動きが広がるはずです。牛丼や定食屋、とんかつなど、コメを多く用いる業態ほど、値下げはしやすいでしょう」
コメの価格が下がり、外食の予算が安くなれば、消費者は大喜びだ。
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