熊本・日本製紙八代工場で火事 “通報”した人「いつもと違って油のようなにおいが強かった」
熊本地震で煙突が倒壊するなどして、9人が亡くなった日本製紙八代工場で3日夕方、火事が起きました。従業員から「解体作業中に出火した」と通報があったということです。
■激しい炎…“爆発音”も

激しく燃える真っ赤な炎。上空には覆い尽くすほどの黒煙がのぼっていました。半分になった煙突からは炎がふきだし、近くの鉄塔にも燃え移っているのが分かります。
別の映像では煙が空高くあがり、灰がまっていました。時折、爆発音のような音も聞こえます。
火事があったのは、熊本県八代市の日本製紙八代工場。午後6時前従業員から「解体作業中に出火した」との119番通報がありました。
■地震で折れた煙突先端…その解体作業中に

八代工場をめぐっては、7月に発生した熊本地震で八代市に震度6強の揺れが襲い、高さ80メートルの煙突が倒壊するなどして、従業員ら9人が亡くなりました。
工場では、先月下旬から地震で損傷した3本の煙突のうち倒壊していない高さ110メートルの煙突について、折れた先端部分の解体作業が行われていました。
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そのさなかに起きた火事。消火活動は辺りが暗くなってもなお続いていました。
近隣住民
「黒煙がのぼって赤い炎が出て、すごい勢いで煙突が燃えているのでびっくりした。爆発とかがあって、二次被害がでると怖い」
■“復興への象徴”が燃え「言葉にならないくらい衝撃」

『news zero』は、散歩中に火事を目撃し通報したという人に話を聞きました。
火事を目撃し通報した男性
「午後6時ごろ、散歩中に煙が出ているのを見つけて、どこだろうと探したら、日本製紙の煙突から炎と黒煙が出てきたので、ただごとではないと思って。いつもと違って油のようなにおいが強かった。いつもと違う工場のにおいがするという違和感はありました」
--火災を見てどう思った?
火事を目撃し通報した男性
「復興への象徴というか、インパクトが強い存在だったので、そこが突然燃えたというのは、言葉にならないくらい衝撃でした」
■NNNの取材に日本製紙は

撮影された映像には、なにかが焼け落ちる瞬間が映っていました。
当時、現場では10人が作業にあたっていたということですが、ケガ人は確認されていないといいます。3日夜、日本製紙はNNNの取材に対し…
日本製紙
「近隣の皆様に煙や騒音でご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。現在、消防や警察の指示に従い消火と安全確保を最優先に対応しています。原因については、当局の調査に全面的に協力し、詳しい原因が分かり次第、改めてお知らせさせていただきます」
八代消防によりますと、火は3日午後9時半ごろにほぼ消し止められたといいます。
警察や消防が、火災の詳しい原因を調べています。
(9月3日放送『news zero』より)