北朝鮮・朝鮮労働党規約にあった「統一」記述削除、金総書記の「二つの国家」路線反映
【ソウル=藤原聖大】韓国の情報機関・国家情報院(国情院)傘下の国家安保戦略研究院は3日、北朝鮮の朝鮮労働党が2月の党大会までに改正した党規約の全文を公開した。
序文にあった「統一」に関する記述が削除されており、金正恩(キムジョンウン)党総書記が進める「二つの国家」路線が反映されたことが判明した。
3月の最高人民会議(国会に相当)での憲法改正で、「祖国統一」や「民族大団結」など南北統一に関する記述は削除されていたが、憲法より上位の統治規範とされる党規約での削除が確認されたのは初めて。研究院によると、2024年6月の党規約改正で「統一戦線」「南朝鮮」などの表現が削除されたという。
