【森雅史の視点】2026年9月2日 J1リーグ第5節 FC町田ゼルビアvs川崎フロンターレ
J1リーグ第5節 町田 2-1 川崎F
19:03キックオフ 町田GIONスタジアム 入場者数9,021人
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サッカーとは非常にセンシティブな戦いなのだというのを感じることができる試合だった。立ち上がりから町田のクロス攻撃に川崎はペースをつかめない。町田の得点は時間の問題かと思われたが、34分、山本悠樹がパスを受けると相手をいなし、縦パスを送った途端に流れが変わった。まるで川崎は自分たちの華麗なサッカーを思い出したかのようにボールをつなぎ始め、町田を後手に追い込む。後半になっても流れは変わらず、59分、きれいに左サイドを崩して最後は脇坂泰斗がプッシュし、川崎らしい先制点を奪った。ところがその直後に投入された小川航基が日本代表らしいプレーを見せて流れを変える。75分、相馬勇紀のCKを頭で会わせて同点弾。これで急にカセが町田に吹き始める。81分には中村帆高のクロスに逆サイドで合わせて逆転劇の主役となった。苦しくなってもセットプレーで点が取れる町田に、フィニッシュの正確なプレーヤーがさらに加わった。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート

森雅史(もり・まさふみ)
