引退会見であいさつする石川(撮影・西岡正)

写真拡大

 元阪神の井川慶氏(47)が2日、現役引退を表明したヤクルト・石川への思いを語った。

 同学年ということもあり「ずっと応援していましたし、気にしていた存在でした」という。日本でプレーしていた時代は球場で会えば話す関係で、最後に会ったのは、評論家として2年前にヤクルトのキャンプを訪れた時だった。

 同じ左腕であり、日本で投げ合うこともあった。その時のことが記憶に残っている。

 「自分が打席に立った時に彼がスクリューを投げてきて、こういう使い方があるんだなと。というのは、僕は左打ちで、左投げの投手は左打者に対してあまり緩いボールを使わないのですが、彼は僕に対してスクリューを外角に持ってきたんです。そこで誘ったりできるんだなと。僕はチェンジアップを左打者に対してほぼ投げていなかったので、打席に立ちながら勉強になりましたね。それが印象に残っています」

 そして当時から、長く現役を続けるイメージがあったという。

 「投球スタイルとして、緩いボールを操って出し入れで抑えていくスタイルでしたからね。長くやるだろうなと」

 この日に表明された25年目での決断。「僕の本音としてはもうちょっとがんばってほしかったですけどね。今後のことは分からないですが、活躍を楽しみにしたいと思います」とエールを送っていた。