Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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静岡市駿河区で、ここ数日、サルの目撃情報が相次いでいるといいます。

9月2日、目撃現場に行ってみると…住宅街にほど近い公園でした。

(永見 佳織 アナウンサー)
「市民の通報の中で(9月1日)一番最後に目撃された場所がこちらの公園になります。かなり草がおい茂っている公園で、隣には病院があって、人通りも車通りも多い場所になります」

警察によりますと、9月1日午前7時前、下川原南公園の近くで、通行人から「路上にサルがいる」と通報がありました。目撃されたのは体長70~80センチくらいの成獣とみられています。

さらに別の場所でも…。

(永見 佳織 アナウンサー)
「サルはこのあたりでも確認されています。小学校側から、西から東へ渡ったそうです」

サルは小学校にほど近い交差点にも現れました。実は、この周辺では、3日前から9月1日にかけて、目撃情報が5件相次いだのです。見つかった時間帯はバラバラですが、いずれも大きさが似ていることから同一個体とみられています。近くに住む人は…。

(住民)
「あいたくない…誰か捕まえてくれる人がいればね。ありがたい」

(住民)
Q.どうですか?サルが出ているのは?
「怖いです。目が合ったら大変です…」

近くにある別の小学校では教員が通勤の途中で遭遇していました。

(遭遇した教員)
「車を運転しているときに、前を突っ切っていった感じですね…ブレーキかけれる状態ではなかったところ、サルのが速かったのでサッと通りすぎた感じです…通り過ぎた後にこっちを見ていたので、人間慣れしているなと…めちゃくちゃびっくりしましたね。こんなところにいるんだって」

また、児童館でも…。

(職員)
Q.どういった状況?
「警察の人がこちらに来られて、こちらが『どうしたんですか?』と聞いたら『サルが』と言ったので…本当に近くにいたみたいで、『そっちにいたぞ』みたいな感じで連携を取っていました」

学校や児童館では職員が周囲をパトロールしたり、受付に注意を呼びかける掲示をしたりして、子どもたちの注意をはらっています。

サルが住宅地に出没するケースは全国でも相次いでいて、けが人も出ています。

鹿児島市では8月28日、住宅街に野生のサルが現れました。

カメラに向かい威嚇する様子も…。撮影者に被害はありませんでしたが、鹿児島市内では、8月以降、住宅の庭や道路、畑などでサルの目撃情報が20件以上寄せられていているということです。

一方、山口県内では、2026年に入りサルの目撃情報が相次いでいて、この60代女性は、住宅の敷地内でサルにズボンを引っ張られ恐怖を感じたといいます。

(被害に遭った女性)
「車から降りたら道路の方からサルがいたので思わずこっちへ逃げた。この辺まで来てサルに引っ張られました」

サルは体長40センチから50センチほどの成獣とみられていて、女性が抵抗すると現場から逃げ去り、けがはありませんでした。

さらに5月には、女子児童がサルに足をかまれけがをする被害も。道路を1人で歩いていたところ、サル1匹に足首や足の親指付近をかまれ、そのはずみで転倒し、ひざや額をけがしたということです。

静岡県内でも、過去には住民たちがサルに襲われ多数のけが人が出たことがありました。

2010年、静岡県東部に出没したサルが、1か月余りの間に118人にかみついてけがをさせ、“かみつきザル”と呼ばれました。捕獲作戦にあたった自治体の職員や報道陣を振り回し続けたサルは、その後、捕獲され三島市の楽寿園で飼育されました。

また、過去には「県庁」に出没したことも。

(警察官らによる捕獲作戦)
「警察です、入ります。いたいた、出ていく」
「どっち行った?」
「いたいた」

静岡市の中心部は大騒ぎとなりましたが、結局、サルは姿をくらまし、けがをした人はいませんでした。

ここ数日、静岡市の住宅街に現れたサルはいったいどこへ…。目撃情報のあった場所を探してみると。

(記者)
「どこにもサルは見当たりませんね…いないな。草むらとかにいるのかな…ハウスにも見当たりませんね」

(記者)
「見つからないですね。上にも下にもサルはいないです」

取材中に見つけることはできませんでしたが、2日は午前10時半ごろ駿河区広野五丁目付近で目撃されたということです。

静岡市は、もしサルに遭遇した場合には近づかない。そして、エサを与えずに警察や市に連絡をするよう呼びかけています。