ネパール・中国土石流 2日で発生から1週間 遺体の損傷激しく身元の特定難航
ネパールと中国の国境付近で発生した大規模な土石流の発生から2日で1週間。
犠牲者の数が増え続ける中、被災地ネパールは新たな課題に直面しています。
首都カトマンズから中継でFNNバンコク支局・杉村祐太朗記者がお伝えします。
カトマンズの病院に来ており、遺体の安置所が後ろに見えています。
そして、壁には運び込まれた遺体の写真が貼られています。
身元を確認してもらおうと病院側が貼ったもので、タトゥーや歯の治療痕などの写真もあり、その数は日を追うごとに増えています。
被災地ではこれまで多くの遺体が見つかっていますが、身元が判明したのは5%にとどまっています。
被災した場所から下流域まで流された人も多く、遺体の損傷が激しいことから、身元の特定は難航しています。
また、遺体を保管する場所も不足しています。
そのため政府は、遺体からDNAを採取した上で一時的に埋葬し、DNA検査で身元が確認できた場合には、家族に引き渡すことにしています。
発生から2日で1週間となりますが、被害の全容はいまだ見えず、被災者の疲労も色濃くなっています。
